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第 132章 宇宙の風に乗る。(Part1)
あっ、ワタリドリが飛び立つ、少し前の事件だ。
しおりを挟むワタリドリがリリースされたのは、
2015年3月18日
イザベラ・デステの事件があったのは、その約1ヶ月前…
2015年2月10日
彩色されたイザベラ・デステが、売却される寸前でスイスの銀行から押収された。
2015年繋がり…
私は、ブログに、詳細を転載している。
ここにも、載せておこう。
※某サイトより、転載します。
イザベラ・デステの絵画
ルネサンスの絵画が不法に売却されるところだったという記事です。
theartnewspaper.comから画像と文、そして試訳です。
***
Lost painting attributed to Leonardo seized from Swiss bank vault
ダヴィンチ作とみなされている行方不明だった絵画、スイスの銀行から押収
The portrait of Isabella d’Este, which Italian police have been trying to track down for over a year, was about to be sold for ??120m
イタリア警察が1年間行方を捜索していたイザベラ・デステの肖像画で、120万ユーロで今まさに売却される寸前だった。
By Ermanno Rivetti. Web only Published online: 10 February 2015 2015年2月10日
leonardo-da-vincis-portra-010
Image: theguardian.com ルガノ銀行金庫で発見された絵画
Swiss federal police, working with the Italian Carabinieri and financial police, have seized a long-lost painting attributed to Leonardo da Vinci from the bank vault of a Lugano-based trust. The portrait of Isabella d’Este, the marchesa of Mantua and a leading patron of the Italian Renaissance, was due to be sold privately for ??120m.
スイス連邦警察は、イタリア国家治安警察隊と財務警察と連携して、長く行方不明だったレオナルド・ダビンチ作とされている絵画を、ルガノに本社のある信託銀行の保管庫から押収した。マントゥアの公爵夫人でイタリア・ルネサンスのパトロンだったイザベラ・デステの肖像画で、120万ユーロで密かに売却されることになっていた。
“We cannot release the names of any of those involved, nor that of the trust, because investigations are still ongoing,” says Antonino Raimondo, a colonel from the Pesaro financial police unit in the Marche region, where the investigation began, “but it has been a very timely operation thanks to the speed of response from the Swiss authorities. We recovered the work just in time: the transaction was in its final stages.”
「関係者の氏名や信託銀行の名前は、現在調査が進行中のため公表できません。」と、調査が開始されたマルケ州のペサロ財務警察のアントニオ・ライモンド長官が語った。「ただ、スイス当局のスピーディな対応のおかげで、非常にタイミングよく任務を遂行することができました。作品をギリギリのところで発見することができました。売却手続きは最終段階にさしかかっていたのです。」
The Italian authorities believe the work was illegally exported from Italy, although it is unclear when exactly. Italy has strict laws preventing the export of works of art more than 50 years old. It is being held by Swiss authorities and is due to be returned to Italy once its ownership is established.
イタリア当局は、時期は特定できないが、絵画が違法にイタリアから持ち出されるところだったと見ている。イタリアには、制作から50年以上経過した美術品は持ち出しが厳しく制限される法律がある。現在スイス当局が保管しており、所有権が確立した時点でイタリアに返還される予定になっている。
The painting, missing for almost a year, was rediscovered by a stroke of luck. It was first discovered in August 2013, when Italy’s financial police received a tip-off that an unnamed lawyer in Pesaro was asked to sell the work for ??95m. But when the police tried to recover it from the Swiss bank where it was being held, it had been moved and could not be traced. By coincidence, last summer, an insurance fraud investigation lead the authorities to learn further details about the painting, and it was tracked down to another bank vault in Lugano.
絵画は1年ほど行方不明だったが、再発見されたのは好運によるものだった。最初に発見されたのは2013年8月のことで、イタリア財務警察はペサロの匿名の弁護士が95万ユーロで売却を依頼されているという情報を掴んだ。
ところが、絵画が保管されていたスイスの銀行から回収しようとしたところ、すでに運び出された後で追跡することができなかった。昨夏、偶然にもある保険詐欺事件の調査中に絵画の詳細が明らかになり、ルガノにある別の銀行の金庫に保管されていることを突き止めることができた。
The work’s recovery will likely reignite the debate over its authenticity. The only other known portrait of Isabella d’Este is an almost identical sketch by Leonardo that now hangs in the Louvre, but scholars were never sure if a painted version existed. Isabella, the wife of Francesco Gonzaga II of Mantua, commissioned works by some of Italy’s greatest artists, including Titian, Raphael, Giovanni Bellini and Leonardo Da Vinci.
作品の発見により、真贋論争に再び火がつきそうだ。イザベラ・デステの知られている唯一の肖像画は、ダヴィンチの素描画でほぼ同一に描かれており、現在、ルーヴル美術館で展示されている。ただし、研究者は色付けされたバージョンの存在に確証を得たことがない。
イザベラはマントゥアのフランチェスコ・ゴンザガ2世の妻で、ティツィアーノ、ラファエッロ、ジョヴァンニ・ベリーニ、レオナルド・ダヴィンチなどイタリアの巨匠に作品を依頼している。
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