🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第130章 ワタリドリは、飛ぶ。

赤と白のシマ模様のランドセル

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2019年8月6日

夏休みだから、長男にお弁当を作らなくても良い。だから6時半に目覚ましをセットしていた。


しかし、6時10分頃、目覚ましより早く起きた。

何者かに、映像を見せられるように目が覚めた。



フラミンゴのようなピンク色と白の、シマ模様のランドセルを見せられた。



フラミンゴのようなピンク色と白の、シマ模様のランドセルなんて、人生で一度も見たことがない。  笑




《唯一無二》って、こういうことなんだろうか?




小さい頃、一番好きな動物は、《シマウマ》だったことを思い出した。





ウィスキーに、シマウマに…


張り裂けんばかりの想いを抱えて、私は生きていたんだなぁ~。


実際に私が背負っていたランドセルは、赤だった。

娘が背負っていたランドセルは、ピンク色。ピンクといっても派手な色ではなく、上品なピンク色。




私が背負っていたランドセルでもなく、娘が背負っていたランドセルでもなく、唯一無二の、ランドセル





1974年、モナ・リザが来日した年、新聞か何か?でその絵を見た。

「この人は、モナ・リザなんかじゃない」と凄い剣幕だった私。


「あの時のこと、覚えてる?」って、姉に、まだ聞いていない。


もしも、姉が、何にも覚えてないとしたら、私の記憶が、全否定されそうで怖いから。




あの頃、私はランドセルを背負って、張り裂けんばかりの想いを抱えて生きていた。





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