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鏡子 (きょうこ)

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第129条 思考は、具現化する。 果報は、寝て待て。

時が経ち暴露されてる。ロンドンのナショナルギャラリー(National Gallery)は、やはり傍若無人な組織だ。

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※ 再投稿
(内容を整理し、感想を添える)

【4月30日 AFP】フランス・パリのルーブル美術館(Louvre Museum)で今年、レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の没後500年記念展が開催されるが、メディアや専門家の注目を集める絵画「サルバトール・ムンディ(救世主、Salvator Mundi)」は展示されない可能性が出てきている。

 サルバトール・ムンディは2017年、競売大手クリスティーズ(Christie's)でダビンチの作品として競売に出され、4億5000万ドル(約500億円)で落札された。だがそれ以後、公の場に展示されることはなく、所有者が誰か、どこにあるのか、本当にダビンチの作品なのか、さまざまな臆測や疑いを呼んでいる。
サルバトール・ムンディは1500年ごろにダビンチがイエス・キリスト(Jesus Christ)を描いたものとされる作品で、昨年9月にルーブル美術館の国外初となる分館ルーブル・アブダビ(Louvre Abu Dhabi)に展示される予定だった。ところが、理由は一切発表されないまま、展示は延期された。

※  中略

■ダビンチ作なのかも議論に

 サルバトール・ムンディは本当にダビンチが描いたのか、多くの美術専門家の間で意見は割れている。

 ダビンチの技法の専門家ジャック・フランク(Jacques Franck)氏は、「細部を見れば分かる」として、指やその他の部分は「解剖学上あり得ない」お粗末な描写だと指摘。サルバトール・ムンディが制作された頃、ダビンチは時間がなかったため、特定の絵画については自身の工房に仕上げさせていたと説明した。

 美術史学者で「The Last Leonardo(最後のレオナルド)」を執筆したベン・ルイス(Ben Lewis)氏は、英ロンドンのナショナルギャラリー(National Gallery)は2011年にサルバトール・ムンディを展示したが、同美術館は、ダビンチ作であるかどうかを判定するために派遣された専門家5人のアドバイスを受け入れなかったと述べている。

 このときの判定は、2人はダビンチ作で間違いない、1人は違う、残り2人は分からない、と分かれた。それにもかかわらず、サルバトール・ムンディはダビンチ作として展示された。

 一方、2005年からサルバトール・ムンディの修復に関わったダイアン・モレスティーニ(Diane Modestini)氏は、「あれはダビンチが描いたもの」で、なぜ議論になるのか分からないと主張している。

 クリスティーズの広報担当者は、「私たちは、この作品を誰が描いたのかを判断するために2010年に徹底的な調査と研究を行い、その結果を支持している。クリスティーズで競売を行った2017年以降も、再考を迫られるような新たな議論や推測は出てきていない」と話した。

 今秋行われるルーブル美術館のダビンチ展で、来場者が実際に自分の目で見て結論を出す機会があるかどうかは今のところ不明だ。開催を前に数か月間もアブダビから返事がないのだとしたら、展示される可能性がないからなのだろうとフランク氏は言う。

 しかし、ルーブル美術館にとっては、それが結果的には吉と出るかもしれないと、あるダビンチ専門家は指摘する。サルバトール・ムンディを展示すれば、ルーブルのこれまでの「評判と信頼が汚される」恐れがあるからだ。

(c)AFP/ Bruno KALOUAZ


ダビンチ作? 今どこに? 謎呼ぶ500億円の絵画「サルバトール・ムンディ」 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

https://www.afpbb.com/articles/-/3223150   より転載



《上記の情報を元に、暴露内容を整理》


◆ダビンチの技法の専門家ジャック・フランク(Jacques Franck)氏

「細部を見れば分かる」として、指やその他の部分は「解剖学上あり得ない」お粗末な描写だと指摘。

サルバトール・ムンディが制作された頃、ダビンチは時間がなかったため、特定の絵画については自身の工房に仕上げさせていたと説明した。


◆美術史学者で「The LastLeonardo(最後のレオナルド)」を執筆したベン・ルイス(Ben Lewis)氏

英ロンドンのナショナルギャラリー(National Gallery)は2011年にサルバトール・ムンディを展示したが、同美術館は、ダビンチ作であるかどうかを判定するために派遣された専門家5人のアドバイスを受け入れなかったと述べている。

 このときの判定は、2人はダビンチ作で間違いない、1人は違う、残り2人は分からない、と分かれた。それにもかかわらず、サルバトール・ムンディはダビンチ作として展示された。


◆ジャック・フランク(Jacques Franck)氏

開催を前に数か月間もアブダビから返事がないのだとしたら、展示される可能性がないからなのだろうと言う。


◆ルーブル美術館にとっては、それが結果的には吉と出るかもしれないと、あるダビンチ専門家は指摘する。

サルバトール・ムンディを展示すれば、ルーブルのこれまでの「評判と信頼が汚される」恐れがあるからだ。



〈真作肯定派の意見〉

◆2005年からサルバトール・ムンディの修復に関わったダイアン・モレスティーニ(Diane Modestini)氏

「あれはダビンチが描いたもの」で、なぜ議論になるのか分からないと主張している。


◆クリスティーズの広報担当者は、「私たちは、この作品を誰が描いたのかを判断するために2010年に徹底的な調査と研究を行い、その結果を支持している。






私の感想


だんだん、否定派の方々のご意見が目立つようになって、良かった。




◎  一番興味深かった内容


今秋行われるルーブル美術館のダビンチ展で、《来場者が実際に自分の目で見て結論を出す機会があるかどうか》は今のところ不明だ。





読み返してみて思うこと。

ロンドンのナショナルギャラリー(National Gallery)は、やはり傍若無人な組織だ。



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