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第128章 新しい世界に向けて
ちょうど真ん中
しおりを挟む2009年の私は、変だった。
2018年の私も、変だった。
2019年の私は、昨年よりは、まだマシだけど、やっぱり変だ。
昨年は、ルーブルアブダビに、サルバトール・ムンディが展示されるのを、何とか食い止めようと、かなり必死だったのを思い出す。
私とは関係のないところで変化があった。
サルバトール・ムンディは、《展示されない》という方向性へと誘われた。
ふと思った。
「私の魂は、ちょうど真ん中だ。」
今、私の魂は、この世とあの世の、
ちょうど真ん中にある。
今、私の魂は、人間と神さまのちょうど
真ん中にある。
そして、私は、
人間と獣(けもの)のちょうど真ん中を生きている。
だから、いつも客観視している。
人間は、人間は…って…
客観的に、苦言を呈する。
自分も、人間のひとりなのにね。
馬鹿みたい。
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