🌟真理の扉

第128章 新しい世界に向けて

最初から弟子の作品として(弟子の作品だと認識されて)購入されているではないか？ 本当に、チャールズ1世が所有していた作品なのか？

本当に、
【チャールズ1世に繋がるのか？】を、史実に基づき調査する。



1900年まで遡り、先程の情報を鑑みれば、最初から弟子の作品として(弟子の作品だと認識して)購入されていることが、伺い知れる。


伝えられている
〈サルバトール・ムンディの来歴及び、解説の内容〉

ラテン語で「救世主」を意味するレオナルド・ダ・ヴィンチの肖像画「サルバトール・ムンディ」は、英国王チャールズ1世（1600～1649）に所有されていた。


絵は、1651年に公益を目的として売られる。


チャールズ1世の息子であるチャールズ2世（1630～1685）が1660年にロンドンへ帰還し、王として承認されると、
「サルバトール・ムンディ」は再び、英王室の所有となる。


1763年から1900年までは、行方不明。


チャールズ・ロビンソンなる人物に購入されたときには、キリストの顔や髪は大きく描き変えられていた。



では、先程の来歴を、要点を絞り再検証しよう。


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【1900年】

イギリスの承認でコレクターの初代フランシーズ・クック・モンセラッテ子爵が、チャールズ・ロビンソンという貴族から

ダ・ヴィンチの弟子「ベルナルディノ・ルイニ」による作品として本作品を購入した。→  鑑定したら、ボルトラッフロだとされた。


【1913年】

クックコレクションのイタリア絵画のカタログにも
タンクレット・バリーニョスは、
「ボルトラッフロ（ダビンチの弟子）の模写」と記載されてある。

 

【1958年】


クックの孫は、
サザビーズのオークションに、その絵を出した。


結果45ポンドだった。(※ 約6000円)



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2005年、米画商組合が、その絵を約100万で、共同購入した。




どう考えても、
チャールズ1世が所有していたサルバトール・ムンディと、クックがコレクションしていた、サルバトール・ムンディ  は、別物ではないか⁈