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第126章 敗者に光を。
ビル・ゲイツ絶賛だろうが、 ニューヨークタイムズベストセラーリスト 第1位だろうが、この解釈は、私には悲しすぎる。
しおりを挟む※ 記載日 15/09/18 09:04
2011.02.17のブログの文章を、本日添削
私が、2009年、6月に、泣きながら書いた偉大なる芸術家の魂との交信記録です。
改めて、読み返し、客観的にみたら、チャネリングなんて科学的に証明の出来ないことだから、妄想が入っているのでは?とか真偽が確かめようのない曖昧な内容で、証拠のないことであるなど、批判されそうな要素はいっぱいです。
※転写
カテリーナをイメージした聖母像『来世の母』が笑いかけてくれる姿を想像しました。
何度も何度も微笑んだ母の顔を描こうとしました。
しかし、描けませんでした。
父親と母親が別れた為、幼少期に最愛の母親と引き裂かれました。その時の記憶が蘇りました。
母親の微笑んだ顔、それが、描けませんでした。
僅かな微笑みが残りました。今度、生まれて来る時は、誠実な父親になろうと心に誓いました。女性を愛そうと思いました。妻を愛し、子供を愛し、誠実な父親に、私はなりたいと、心に誓いました。
天才と謳われ賞された人生は、もう嫌だと思いました。
しかし、芸術は極めて生きていたい。来世は絵画一筋に、生きていきたい、そう決めました。
モナ・リザのモデルには、二人の人物が共存しています。
首から上は、私自身を若い女性化したイメージで鏡を見ながら、忠実に描きました。
首から下は、カテリーナを思い出し、その柔らかな母親像を描きました。
二人の人物の魂を融合融和させ、共存した姿を描くことで
幼い頃の母親に愛されずに過ごした、寂しい幼少期の傷を埋める為、自分の魂と母親の魂を、女性像に一体化させることを思いついた絵でした。来世で、自分がイメージした母に出逢いたいと、強く願いました。
優しい母親に、いつの時代、どこの国で逢えるのだろう…
想像を膨らませていました。
しかし…
微笑みだけはどうしても描くことが出来ませんでした。
温かな優しい微笑みを浮かべた母の顔を描くつもりでしたが、私自身、母の笑った顔を見たことがありません。微笑んだ顔を描きたいのに、どうしても暗い顔になってしまいます。
寂しい表情になってしまいます。微笑みたいのに、心の中では微笑んでいないような複雑な表情になってしまいました。
絵を描き始めて、長い年月が流れました。
モナ・リザの微笑みは、意図したものではありません。
哀しい心の傷跡を背負った私の心が現れた絵画です。
どこか物憂げな曖昧な微笑みになってしまいました。
※ 転載終わり
ビル・ゲイツ絶賛だろうが、
ニューヨークタイムズベストセラーリスト 第1位だろうが、この解釈は、私には悲しすぎる。
↓↓↓↓↓
〈人類の、自然の、宇宙の秘密を、いつも知りたかった。死者の顔の皮膚を切り取り、筋肉を研究したことであのえもいわれぬ「モナリザ」の微笑を生み出した。〉
人類の、自然の、宇宙の秘密を、いつも知りたかった。
ここまでは、良いんだよ。
その後がね… 何かね
やっぱり、悲しい。
死者の顔の皮膚を切り取り、筋肉を研究したことであのえもいわれぬ「モナリザ」の微笑を生み出した。
こ、こ、これはないでしょ。
レオナルドは、本当は、微笑みを描きたかったのに、辛い出来事を思い出し、ナチュラルな微笑みが描けなかったんだよ。
まぁ、それが、結果的に深淵微妙なるアルカイックスマイルになったんだけどね。
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