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第111章 探し求める青、蒼、碧
青は、男の子の色?
しおりを挟む忘れもしない。
私が保育園生の頃、
母に、「好きな色は何色か?」
と聞かれた。
母が、何故そのような質問を、
私にしたのか、その意図は分からない。
母なりに、何か目的があって聞いたかもしれないし、深い意味はなかったかもしれない。
私は、迷わず
「(好きな色は、)青」と答えた。
そしたら、母は、こう言った。
「ちー。青は、男の子の色だよ。」
私は、訳が分からなかった。
母は、女の子なら、赤とかピンクの、女の子らしい色が良いと言う。
私も、子を持つ親となった今、その発想は、ピンとくる。
例えば、子供がちっちゃい頃、青系統の服を女の子に着せたりしたら、
男の子に間違われてしまうことがある。
ちょっと脱線したかな?
まぁ、要するに、母の言うことは、感性として間違ってはいなかった。
それとは、違う、別の意味で、私は、
潜在的な意識として、青い色に対する憧れが強かったんだと思う。
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