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第111章 探し求める青、蒼、碧
東海道五十三次から印象派の絵画へ
しおりを挟む私は、小学校の時、お茶漬けの永谷園のおまけカードの東海道五十三次を、2セット持っていた。
抽選で当たったのか?ポイントを集めて応募した方への全員プレゼントだったのか?は、覚えていない。
私は、くじ運が悪いので、たぶん、何かを集めた人たちに、全員プレゼントだったと思う。
兎に角、東海道五十三次の絵が好きで、2セット持っていたのは、間違いない記憶だ。
中学生になったら、印象派の絵が好きになる。
きっかけは、『ディモスの花嫁』
ドガ『舞台の踊り子』
(1878年、オルセー美術館)
〈絵の中に、主人公が閉じ込められてしまった〉というストーリーに、心惹かれ、それから、ドガの絵が好きになる。
ドガの絵が好きになったことをきっかけに、他の印象派の画家の絵にも関心を持った。
ベロ藍から派生して、また繋がった。
小学校の時好きだった、東海道五十三次は、ベロ藍の美しさを存分に活かした絵画だった。
中学校の時好きだった、印象派の画家の絵は、ホクサイ、ヒロシゲなどの、
浮世絵から、影響を受けていた。
やっぱり、全ては繋がっている。
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