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第110章 全ては、一つ
新月の日の奇跡
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ちょっと振り返ります。
※ ブログより転載
『真理の扉を開く時』にも、記載してるはず。
「新月の日の奇跡」
2011/05/20 19:37
2009年9月、シルバーウィークにて、家族旅行をした。
家族旅行といっても、私とベビーちゃんは、ほとんど別行動で、泊まるホテルだけ一緒という内容で計画されていた。
私は京都市美術館で、フェルメールの絵画『レースを編む女』を、どうしても観たかった。ダンナが、私の意志を尊重してくれたから、私は、念願のその場所に行くことが可能となった。
ちなみに、ダンナと上の子二人は、甲子園のキッザニアに足を運んだ。
私は、とても嬉しかった。フェルメールの絵に出会えるのは、5年ぶりだった。
そう奇跡が起きたあの日、あの時
2004年絵画芸術
300年前の父親の背中ミラクル体験
今回は、ルーブル美術館展で起きたミラクル体験の話をしようと思う。
後に知った話であるが、その日は新月だったらしい。
9月18日の正午前、ついに私は京都市美術館の前にいた。
お腹は空いていたが、そんなことなど、とりあえずどうでも良かった。
私は浮き足立った感情を抑えることが出来ず、長い列で順番を待つ時間が、とても、とても長く感じられた。
次男は、私の背中で、すやすやと眠っていた。ずしりと重いということだけ、辛抱すれば、ベストなコンディションだと思った。
40分くらいは順番を待ち、やっと会場となった。
会場を入ってすぐの話である。
私は、またしてもミラクル体験をすることになった。
入り口から進路に沿って歩いたら
レンブラントの『自画像』が展示されてあった。
私は、じっと絵を見つめていた。
すると
一瞬
奇跡が起きた。
絵は、右目が、右方向に、そして左目が、やや前方を見るように描かれていた。
私は、レンブラントの視線を中心に考えて、彼にとって左側に立っていた。
彼の目は
ぎょろりと
こちらを向けた。
その後
彼の魂は私に語った。
「よく来たね」
私はその瞬間
涙が
あとから あとから
溢れて止まらなくなった。
私は、レンブラントの肖像画の前に立ちすくんで 、ただ ただ
泣くばかりだった。
レンブラントは、1606年にレイデンで生まれて、その後1631年にアムステルダムに移り住んだ、偉大な画家である。代表作は、『夜警』集団肖像画として有名だ。
昨年末頃より、様々な記憶が、繋がった時、レンブラントのことも調べていた。
フェルメールの家とレンブラントの家は、案外と近かった。(地図で見ると近く感じたが、実際のところはどうか?オランダに行ったことがないので不明)
レンブラントさんは、私のことを、覚えてくれていたのだろうか?嬉しくて、嬉しくて 感動して
その場を離れ
別の展示作品を観ても
涙が暫く
止まらなかった。
ようやく
涙が止まった頃に
フェルメールの
『レースを編む女』が
目の前に現れた。
感動して…またまた泣いてしまった。
『レースを編む女』は、小品の多いフェルメールのなかでも小さい部類に入る。
小さな作品ではあったが、存在感は、たっぷりで、ひときわ 輝いていた。
逆に小さな作品であるからこそ…
小さな宝石箱の中身を観るような感覚となり 心を奪われる。
『レースを編む女』は、その完成度の高さゆえ代表作のひとつに数えられる珠玉の1点である。
緻密な描き方の中にも、赤と白の糸の部分は、絵の具をそのまま垂らしたのではないか?と思わせるような斬新な描き方をしていた。
完璧な作品!!
私は、京都まで来て本当に良かったと思った。
フェルメールの作品以外でも、素晴らしい作品 は数多くあり
絵画を堪能することが出来て
本当に良かった。
※ ブログより転載
『真理の扉を開く時』にも、記載してるはず。
「新月の日の奇跡」
2011/05/20 19:37
2009年9月、シルバーウィークにて、家族旅行をした。
家族旅行といっても、私とベビーちゃんは、ほとんど別行動で、泊まるホテルだけ一緒という内容で計画されていた。
私は京都市美術館で、フェルメールの絵画『レースを編む女』を、どうしても観たかった。ダンナが、私の意志を尊重してくれたから、私は、念願のその場所に行くことが可能となった。
ちなみに、ダンナと上の子二人は、甲子園のキッザニアに足を運んだ。
私は、とても嬉しかった。フェルメールの絵に出会えるのは、5年ぶりだった。
そう奇跡が起きたあの日、あの時
2004年絵画芸術
300年前の父親の背中ミラクル体験
今回は、ルーブル美術館展で起きたミラクル体験の話をしようと思う。
後に知った話であるが、その日は新月だったらしい。
9月18日の正午前、ついに私は京都市美術館の前にいた。
お腹は空いていたが、そんなことなど、とりあえずどうでも良かった。
私は浮き足立った感情を抑えることが出来ず、長い列で順番を待つ時間が、とても、とても長く感じられた。
次男は、私の背中で、すやすやと眠っていた。ずしりと重いということだけ、辛抱すれば、ベストなコンディションだと思った。
40分くらいは順番を待ち、やっと会場となった。
会場を入ってすぐの話である。
私は、またしてもミラクル体験をすることになった。
入り口から進路に沿って歩いたら
レンブラントの『自画像』が展示されてあった。
私は、じっと絵を見つめていた。
すると
一瞬
奇跡が起きた。
絵は、右目が、右方向に、そして左目が、やや前方を見るように描かれていた。
私は、レンブラントの視線を中心に考えて、彼にとって左側に立っていた。
彼の目は
ぎょろりと
こちらを向けた。
その後
彼の魂は私に語った。
「よく来たね」
私はその瞬間
涙が
あとから あとから
溢れて止まらなくなった。
私は、レンブラントの肖像画の前に立ちすくんで 、ただ ただ
泣くばかりだった。
レンブラントは、1606年にレイデンで生まれて、その後1631年にアムステルダムに移り住んだ、偉大な画家である。代表作は、『夜警』集団肖像画として有名だ。
昨年末頃より、様々な記憶が、繋がった時、レンブラントのことも調べていた。
フェルメールの家とレンブラントの家は、案外と近かった。(地図で見ると近く感じたが、実際のところはどうか?オランダに行ったことがないので不明)
レンブラントさんは、私のことを、覚えてくれていたのだろうか?嬉しくて、嬉しくて 感動して
その場を離れ
別の展示作品を観ても
涙が暫く
止まらなかった。
ようやく
涙が止まった頃に
フェルメールの
『レースを編む女』が
目の前に現れた。
感動して…またまた泣いてしまった。
『レースを編む女』は、小品の多いフェルメールのなかでも小さい部類に入る。
小さな作品ではあったが、存在感は、たっぷりで、ひときわ 輝いていた。
逆に小さな作品であるからこそ…
小さな宝石箱の中身を観るような感覚となり 心を奪われる。
『レースを編む女』は、その完成度の高さゆえ代表作のひとつに数えられる珠玉の1点である。
緻密な描き方の中にも、赤と白の糸の部分は、絵の具をそのまま垂らしたのではないか?と思わせるような斬新な描き方をしていた。
完璧な作品!!
私は、京都まで来て本当に良かったと思った。
フェルメールの作品以外でも、素晴らしい作品 は数多くあり
絵画を堪能することが出来て
本当に良かった。
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