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第43章 ダ・ヴィンチの絵画論
画家の心得
しおりを挟む2005年、六本木ヒルズの森美術館で、
レオナルド・ダ・ヴィンチの
レスター手稿展があったそうだ。
その展示会に行かれた方が
「絵画論」にてダ・ヴィンチが書いた画家の心得を、纏められているのを拝読し、
その文章には、真実のダ・ヴィンチの姿が如実に現れていることに、とても感動した。
※ 以下転写文
ダ・ヴィンチが「絵画論」において、画家の心得について書いているので、それについてパラパラと書こうと思う。 芸術家や研究者など、何かを極めようとしている人には通じる内容であると感じたからだ。 (以下、パンフより)
1)勤勉であること。
己を鞭打ち日夜苦闘しない限り、後世にのこる作品を制作することは出来ない。
2)孤独に耐えること。
孤独に耐えて精進しなければならない。 談笑しながら製作が進むはずは無く、夜中の孤独な空間の中で、試行錯誤を繰り返しながら苦闘を続けなければならない。
3)清貧に甘んずること。
芸術製作に携わるものは、すべからく清貧に甘んじなければならない。 金銭を目当てに描く作品が人を感動させるはずは無く、芸術製作とは元々金銭とは無縁の行為、純粋に創造的な活動で無ければならない。
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