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第110章 全ては、一つ
夢
しおりを挟む昨日は、ご親戚の方が亡くなり、お通夜があった。身内の方たちと集まったら、不思議と昔のことを思い出す。
今朝は、沢山の色々な夢を見た。
だけど、起きたらあまり覚えていなくて、
1シーンだけ脳裏に焼き付けるようにして目が覚めた。
私は、アイロンビーズで、絵柄ではなく、文字を作っていた。
「ゆめをつなげよう」って、
ひらがなの文字に沿って、ビーズを並べていた。
他にも色々な夢を見たはずなのに、他のシーンは、覚えていなくて、アイロンビーズの、そのシーンだけを覚えて、私は目を覚ました。
私は、目覚めるように思った。
「ゆめをつなげよう」って、通常は、
願望や願いを、将来に繋げようとか、
未来に繋げようとか、そういうことをイメージするし、誰しも、そういう連想をするだろう。
しかし、私の歩んだ軌跡を振り返ってみたら、その発想とは、ちょっと違う。
私は、幼少期から、本当に沢山の夢を見た。昭和40年代には、存在しないような、襞襟を付けた外国人が登場したり、
イーゼルに向かって絵を描く人のことを(夢のなかで)お父さんだと思っていたり
「眠る女は、眠っていない。」なんて不可思議なことを寝言で言ったり…
語れば、小説になりそうなくらい、沢山の夢を見ている。
(リアルタイムで小説書いてるやん。って、自分で自分に突っ込みを入れてみる。)
兎に角、私は、一般的にイメージするような「夢(願望)を繋げる」のではなく
睡眠中に見た夢を、どんどんどんどん繋げていった。
ややこしいんだけど、《その睡眠中に見た夢が、将来の願望的な夢にも繋がってきた》のだから、いと不思議。
ゆめ(※睡眠中に見た夢)を繋げていくと、確実に、ゆめ(※自分が抱いている夢)に繋がっている。
夢に込められた、2つの意味合いには、共時性があった。
夢という言葉に込められた秘密が分かった気がした。
《参照》
Wikipediaより
夢(ゆめ)とは、
1) 睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと。睡眠中にもつ幻覚のこと。
2) 将来実現させたいと思っていること。願望。願い。
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