🌟真理の扉

第110章 全ては、一つ

『サルバトール・ムンディ』決定的なミスあり。塗り忘れと、もつれたような組紐模様

2019年4月30日のニュースは、実に喜ばしいものだった。
やっと、まともな論議がされていると感じた。


《ダビンチの技法の専門家ジャック・フランク（Jacques Franck）氏は、「細部を見れば分かる」として、指やその他の部分は「解剖学上あり得ない」お粗末な描写だと指摘。サルバトール・ムンディが制作された頃、ダビンチは時間がなかったため、特定の絵画については自身の工房に仕上げさせていたと説明した。》


指といえば、小指が長くておかしいと、私も散々追求してきた。


ダビンチは時間がなかったため、特定の絵画については自身の工房に仕上げさせていたと説明…これも私が追求してきた内容と同じ。


細かいことを指摘したらキリがないが、致命的なミスがある。


下記の2点で、サルバトール・ムンディ  がレオナルド作でないことは、決定的だ


 
●洋服の塗り忘れあり。


〈本来、青いはずの部分が、塗り忘れで、黒っぽいままである。〉


●あの絵にとって重要な描写である組紐模様が、形状がよく分からない模様になっている。

   
〈肝心要の組紐模様が、うまく描けていない。※形状が分からないので、曖昧な模様になったのだろう〉



参考までに、弟子のジャンピエトリーノが描いたサルバトール・ムンディを観るが良い。


ルーブル・アブダビ所有のサルバトール・ムンディの組紐模様、
もつれるにも、ほどがある。