🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第110章 全ては、一つ

レクイエムを聴けば、カタルシスを感じる。

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2019.6/16   20:31
米津玄師さんの『  Lemon 』MVがYouTubeで、4億回再生をした。
鳥肌が立つくらい、嬉しかった。

Lemonは、何度聴いても、また聴きたくなる…本当に不思議な曲だ。

また、米津さんの声が良いから。
これは、格別。

また、画像(演出)も素敵だから。

それ目当てで、また聴きたくなる。

また観たくなる…

それの繰り返し…。


Lemon は、亡くなった方への鎮魂歌であるという話は、何度も聞いた話であるが、今一度、鎮魂歌について、思いを巡らせていたら、ネットである解説に巡り合い、心がとても動かされた。


米津玄師 「Lemon」 歌詞の意味 : Moved So Move

http://bldwnq.com/20180312/lemon.html


この歌作っている最中に、米津さんの祖父が亡くなられたそうです。
結果、米津さんが今まで考えていた「死生観」が崩れ、
ただただ「あなたが死んで悲しいです」と歌っている曲になった、とインタビューでおっしゃっていました。
(参照:rockin'on.com /「『死』の喪失感を歌う究極のバラード“Lemon”は、なぜ生まれたのか? 米津玄師、そのすべてを語る https://rockinon.com/interview/detail/173439)


たしかに、この歌から伝わるのは「痛々しいほどの悲しさ」です。

それともう一つ、「見えていなくても存在する」ということを歌っている、と思います。


※  続きが気になる方は、
http://bldwnq.com/20180312/lemon.html  を、読まれたら良いと思います。



私は、目覚めるように思った。




Lemonは、「ただ、ただあなたが亡くなって悲しいです。」と歌った曲、

それは、誰もが経験し、誰にでも通じる感性だ。


そして、亡くなった方は、死んで終わりではなく、生きている私達に、寄り添うように、存在している。(※  MVでは、踊り子さんが、その役目。既に亡くなっていて目には見えないけど、確かに存在している。)



誰もが感じる、死者への、どうしようもない想いがある。

あの曲を聴いたら、癒される。

“死者への鎮魂歌”であると共に、
あの曲は、“生きている私達の鎮魂歌”でもあるんだと思った。







私たちは、レクイエムを聴けば、カタルシスを感じる。


(鎮魂歌を聴けば、精神が浄化される。)






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