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第110章 全ては、一つ
録音の歴史
しおりを挟むレオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画と共に、音楽という芸術も愛した。
手記に、「音楽は、絵画の妹のようだ。」と記している。
しかし、レオナルドは、音楽より絵画のほうが優れているという。
理由は、
「音楽は、それが、どんなに素晴らしいものであっても演奏したら終わりだから…」
それに引き換え絵画芸術は、決して消えることがない。
絵画芸術を極めた作品は、永遠と語り継がれる。
何で調べられる便利な世の中、録音の歴史を調べてみた。
「録音の歴史は、1877年にトーマス・エジソンが円柱型アナログレコードを開発した事に始まる。 なお1857年にはエドアード・レオン・ スコットによるフォノトグラフと呼ばれる装置もあったが、フォノトグラフは音声を波形図に変換する地震計のような装置で、当時は音声を再生する事は出来なかった。」
レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなったのは、1519年である。
様々が楽器は発明されていた。
しかしながら、音楽は、その記録を残せない(録音出来ない)状態が続いていた。
トーマス・エジソンが円柱型アナログレコードを開発したのは、1877年…
実に、338年もの間、それは続いた。
テクノロジーが発達した現代に生きる私たちは、色んな媒体を通して音楽を聴けるのが、当たり前であるが、それは、ダ・ヴィンチが亡くなって、338年後から、始まった歴史なのだ。
それを知ると、なんだか凄く感慨深い。
音楽を愛した、レオナルド・ダ・ヴィンチ…
今の世に、彼がタイムスリップして現れたら、音楽より、絵画のほうが優れているなんて、もう言わないだろう。
レオナルドが、音楽が絵画より劣っていると考えたのは、
「それが、どんなに素晴らしいものであっても演奏したら終わりだから…」
という理由から。
レオナルドの死後から338年後から、
音楽も、消えてなくならないものに進化した。
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