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第107章 美術界は、改革を行わなければならない。
ターゲットは、作者不詳の絵や、未完で放置された絵
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『真作か?贋作か?模倣品か?弟子の作品か? 徹底論争』より転載
問題の絵は炭素同位体によると1460年から1650年の間に制作されたものなので、年代も合っている。
つまり、近代以降の模倣品ではないとか
問題の絵に使われている下地や絵具が、ダヴィンチの他の作品と比べて一貫しているだとか…
※上記、イザベラ・デステの件
科学的な調査で、親指の描き直しが確認されたから、模写ではなくオリジナルだとか…
※ 上記、サルバトール・ムンディの件
科学的に調べたら、左利きの画家が描いた絵だと判明しただとか…
そんなことで、レオナルドの真作かどうかを判断されたら、たまったもんじゃない。
そんなことで判断されたら、レオナルデスキ絵画は、何もかもがレオナルド作品になってしまうではないか!
(工房で絵を制作していたのだから、レオナルドの痕跡がでるのは当たり前である)
しかし、長年の研究で、作者が固定されている絵画においては、それが覆ることがなかなかない。
彼等は、“作者不詳の絵や、未完で放置された絵がターゲットだ。”
そんな絵をターゲットにされたらどうなるか?
画力や質、あらゆる面において、レオナルドは、彼の弟子よりも劣る絵を描くことになってしまう。
問題の絵は炭素同位体によると1460年から1650年の間に制作されたものなので、年代も合っている。
つまり、近代以降の模倣品ではないとか
問題の絵に使われている下地や絵具が、ダヴィンチの他の作品と比べて一貫しているだとか…
※上記、イザベラ・デステの件
科学的な調査で、親指の描き直しが確認されたから、模写ではなくオリジナルだとか…
※ 上記、サルバトール・ムンディの件
科学的に調べたら、左利きの画家が描いた絵だと判明しただとか…
そんなことで、レオナルドの真作かどうかを判断されたら、たまったもんじゃない。
そんなことで判断されたら、レオナルデスキ絵画は、何もかもがレオナルド作品になってしまうではないか!
(工房で絵を制作していたのだから、レオナルドの痕跡がでるのは当たり前である)
しかし、長年の研究で、作者が固定されている絵画においては、それが覆ることがなかなかない。
彼等は、“作者不詳の絵や、未完で放置された絵がターゲットだ。”
そんな絵をターゲットにされたらどうなるか?
画力や質、あらゆる面において、レオナルドは、彼の弟子よりも劣る絵を描くことになってしまう。
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