🌟真理の扉

第107章 美術界は、改革を行わなければならない。

いや、未完どころではないか？ 極端な言い方をすれば、放置された失敗作品かもしれない。

《美術史に詳しい英オックスフォード大学のマシュー・ランドラス氏はこの作品について、ダビンチ本人が描いた部分は２０～３０％にすぎないとする説を打ち出した。

ランドラス氏の説によれば、作品の大部分はダビンチの助手のベルナルディーノ・ルイーニが手がけたと思われるという。

 
美術史に詳しい英オックスフォード大学のマシュー・ランドラス氏は、サルバトール・ムンディに対する意見を述べた。


最初は、同感って思ったけど、意見は違う。


ベルナルディーノ・ルイーニではなく、ジャンピエトリーノの未完の作品なのではなかろうか？…って私は、思っている。


いや、未完どころではないか？

極端な言い方をすれば、放置された失敗作品かもしれない。


私が調べた限りでは、ベルナルディーノ・ルイーニは、サルバトール・ムンディを模写していないが、
ジャンピエトリーノは、サルバトール・ムンディの模写が2作品存在する。




《ジャンピエトリーノは、色々、試行錯誤しながら、レオナルドの模写に取り組み、失敗で終わらせ放置した》


そんなイメージが沸いてきた。


ジャンピエトリーノは、聖母子像を得意とした。マドンナの顔の角度や画風が、
なんともかんとも、ラロックの聖母にそっくりだ。



ラロックの聖母も、サルバトール・ムンディ  同様、ジャンピエトリーノが、失敗し放置した作品かもしれないと思った。









ベルナルディーノ・ルイーニは、こんな絵を描く。

ジャンピエトリーノは、こんな絵を描く。