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第110章 全ては、一つ
名前や名称は、研究の通過点に過ぎない。
しおりを挟む「すっごいスピードで、優雅に遠くまで飛ぶ
しかも、長生き…
アホウドリは、何で阿呆なんだ?」
目覚めるように私は思った。
名前や名称は、大雑把や適当に付けられたものが多く、いくら“定着されている”としても、単なる“研究の通過点”に過ぎない。
学術的に研究が進められて、
おかしいということになれば、変える必要がある。
いくら馴染みの名前でも、変わる可能性はある。
将来的に、アホウドリには、格好良い名前が付くかもしれない。
モナ・リザにしたって、タイトルが有名になり過ぎてしまったけど
単なる“仮に付けられた名前”ではないか。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた、
微笑む女性像には、いくつかのモデル候補があった。
その中で、ヴァザーリ説のリザが、選ばれた、それだけのこと。
私たちは、固定概念に縛られて、あの絵は、永遠に、モナ・リザであると思うかもしれないが、
“学術的にリザではない”と認められたら、
変わる可能性は、なきにしもあらず…
名称や名前は、単なる通過点なのだから。
アホウドリは、阿呆ではない。
モナ・リザは、リザではない。
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