🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
1,300 / 4,110
第110章 全ては、一つ

アホウドリ

しおりを挟む

2019.6.10  アホウドリ、アホウドリ、アホウドリ…というメッセージを頂いたから、早速調べてみた。


興味深い記事を見て思った。

レオナルド絵画が今、受けている憂き目は、アホウドリが受けた憂き目と同じだ。


アホウドリの名前の由来は“アホ”だから

https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1359.html


J-WAVE日曜深夜の番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。4月10日の放送では、山階鳥類研究所、保全研究室研究員の出口智広さんをお招きして、アホウドリの人口飼育プロジェクトの現状について話を伺いしました。 

■意外と知らない、アホウドリの生態! 

アホウドリの名前の由来は“アホ”だから。人間に対する警戒心が薄く、仲間が1mくらい先で殺されても逃げないほど、警戒心のない鳥だったことからその名がつけられたそうです。また、非常に体が大きく、翼を広げると2m30cmくらいあります。ロングのサーフボードが空を飛んでいるようなものだとか。それほど大きな鳥ですが、外敵から逃げるために絶海の孤島のような場所に繁殖をするほど、臆病でもあります。現在では、捕食者が減ったため、逃げる本能がなくなったそうです。そのためか、かなりのんびり屋さんで、生活のスタイルもゆったりしています。 

■どれくらい生息していた? 

今では、4000羽になってしまったアホウドリ。19世紀前後から減っていったと言われています。その前までは、世界になんと100万羽以上いたそうです。小笠原や伊豆諸島、大東諸島、尖閣諸島などにも、かつてはたくさん生息していましたが、19世紀前後に羽毛目的での乱獲が行われました。当時、海外に輸出すると非常にお金になったため、たくさん捕獲され数が激減し、一時期は伊豆鳥島にわずか十数羽という状態に。その後、出口さんや東邦大学の長谷川先生などの尽力があり、現在の4000羽まで繁殖に成功しました。 

■絶滅危惧種だから保護したいわけではない 

「私自身がこの仕事に携わる前、鳥をすごく研究していたわけではなく、環境保全を専門に行ったわけではないんですね。この仕事をやるようになって、はじめて絶滅危惧種の保全に取り組んできたんですけれども、数が少なくなったから、じゃあ守りましょうというのは、私のなかでは腑に落ちない点があってですね。むしろ“こんなに面白い生き物がそばにいてほしい”という気持ちの方が強いんですね」(出口さん) 

アホウドリは“人くさい”という出口さん。野生動物なのに一羽一羽で非常に個性が豊なのだそうです。すごい焼きもち焼きの子から、我関せずといった子まで、それぞれの個性があり、本当に人間に近しいものを感じるとのこと。そんな出口さん、これまでに70羽のアホウドリを育て、内25羽が小笠原諸島の聟島に帰ってきました。しかも2016年になってプロジェクト初の繁殖に成功しました。 

今後、この命のつながりを絶やさないためにも、今、私たちがすべきことはなんでしょうか? 出口さんは言います。 

「アホウドリは、浮いているものを食べる習性があります。えさとは別にゴミが浮いていると、それをたくさん食べてしまいます」 

海をきれいに保つこと、魚をとりすぎないこと、ゴミをできるだけださないこと。日常生活の中で、できることから始めていきたいものです。 

【関連サイト】 
「GROWING REED」オフィシャルサイト 
https://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/




《まとめ》

以前に、世界になんと100万羽以上いたアホウドリ…

小笠原や伊豆諸島、大東諸島、尖閣諸島などにも、かつてはたくさん生息していましたが、19世紀前後に羽毛目的での乱獲が行われました。

当時、海外に輸出すると非常にお金になったため、たくさん捕獲され数が激減し、一時期は伊豆鳥島にわずか十数羽という状態に。

その後、出口さんや東邦大学の長谷川先生などの尽力があり、現在の4000羽まで繁殖に成功しました。 





どの業界でも、やる事は同じか。

お金になるとすれば、手段を選ばず、徹底的に利用される。
 



出口さんや東邦大学の長谷川先生など、皆さま方のご尽力に感謝。






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

処理中です...