🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第110章 全ては、一つ

※再投稿 柱に拘る私 (柱、切断の記憶)

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夢で 、前世の光景を見る人が、よくいるらしい。 

私も、そのなかの一人だが 
夢以外でも 

現実として… 
突然パッと前世の映像が目の前に現れる 
そんな経験があった。


例えば… 
数人がかりで 
板のようなものを切断しようとしている幻影を、私は、時折見ていた。


学校から帰って玄関を開け、中に入ると、自宅の庭に 
そんな映像が、突然現れる。 


「お願い。切らないで!」
私は、叫ぶ。

私は 
苦しくて、切なくて 
耐えられなくなって 、、、

そして 、
落ち込む。

「あ~やっぱり 
切られてしまったのか。」


2009年 
西岡文彦さんの「モナ・リザの罠」という本を読むまで 
私は、モナ・リザが柱を切断されたかもしれない絵画ということを 
知らなかった。 


子供時代の記憶は、また繋がった。 


私を苦しめた 
あの幻影は 
モナ・リザの柱切断の瞬間だったのか?

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