🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第106章 繋がっていく 8 八 蜂 ハチ

デイ・ドリーム・ビリバー (白昼夢)

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※  再投稿


2012年の11月の話である。
愛媛県の久万美術館で、映像作家の松本俊夫の世界展が開催されることになった。

展示会のタイトルは『白昼夢』 

アバンギャルドで、どこか現実離れしているような世界、しかしながら、その独特な映像は、いつかどこかで見たような、不思議な景色であるようにも思え、
『白昼夢』は、いかにも、松本俊夫さんの世界観に相応しいタイトルだと感じた。


展示会のなかで、ほんの5分ほどの映画だが
『モナリザ』が上映された。


製作されたのは、1973年、
ダ・ヴィンチの絵画を画像として取り込んだ後、映像変換機器「スキャニメイト」を使ってさまざまな加工を試み、視覚的効果を現したとの説明書きを読んだ。



モナリザの、背景の色や形が変わる度に、モナリザに違った印象を受ける。


また、モナリザ自身も、その微笑みが、般若のような顔つきに変化したかと思えば、また柔らかな優しい顔になったりと、、、視覚から受けるイメージは、常に変わっていく。


モナリザの映画を観ながら、

「私達は、曖昧で、疑わしい価値観のなかで生きているんだ」

ということを私は、強く実感した。






モンキーズのDaydream Believer


忌野清志郎さんのデイ・ドリーム・ビリバー


そして、私が観た松本俊夫の世界展


展示会のタイトルは『白昼夢』 




デイ・ドリーム・ビリバー  (白昼夢)繋がり





何年かぶりに、井上陽水さんの『夢の中へ』の曲が胸に響く。








曖昧で、不確かで、疑わしい価値観のもとで私達は、生きている。




ひょっとしたら、夢の中にこそ、真実が探せるのかもしれない。














※  エラーが度々でて、投稿するのに時間がかかります。

『真理の扉を開く時』第2部を書くこと検討中です。


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