🌟真理の扉

第104章 改めて曖昧(ファジー)について

揺れるまなざし

先日、「大塚美術館に行ったら、モナ・リザをどのように鑑賞したいか？10のポイント」を書いて以来、小椋圭さんの
『揺れるまなざし』が、頭から離れなくなった。


初めて聴いたのは、小学生の頃、
資生堂のコマーシャルソングとして、テレビから流れてきた。


映像と共に、素敵な曲が流れる。
その曲は、瞬間で私を、虜にした。


私は、あの曲を聴いて、モナ・リザをイメージした。


勿論、小椋圭さんが、モナ・リザをイメージして、あの曲を作ったわけでもなかろうに、私は、自分勝手に、「あの曲は、モナ・リザのために生まれたような曲だ」と思っていた。


何十年かぶりに、折角思い出したから、『揺れるまなざし』の歌詞を転載しよう。



『揺れるまなざし』


歌：小椋佳

作詞：小椋佳
作曲：小椋佳

街にひとふきの風 心にふれゆく今日です
めぐり逢ったのは
言葉では尽せぬ人 驚きにとまどう僕
不思議な揺れるまなざし
心を一人占めにして あざやかな
物語が限りなく綴られて
君の姿が静かに夜を舞う

紅茶ひとくち ふと深い味がする夜です
めぐり逢ったのは
夢に見た人ではなく思い出の人でもない
不思議な揺れるまなざし
心が波立つようです いつになく
物語が限りなく綴られて
君の姿が静かに夜を舞う

昨日までの淋しさ嘘のように
君の姿に色あせて
明日の朝を待ち切れず夜を舞う
君の姿を追いかけて
あのまなざし揺れて眠れない アア・・・