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第100章 モナ・リザを母にしようプロジェクト
『モナ・リザ』真実のモデルと微笑みの真相 (再投稿)
しおりを挟む『モナ・リザ』真実のモデルと微笑みの真相
※交信記録より
過去世の父親フェルメールはダ・ヴィンチの時代(フェルメールの前世)の晩年を振り返り、私を泣かせるような内容を、語りかけてきた。
『頬杖をつく女(※現タイトル、眠る女)』は、曖昧さを意識的に取り入れた作品でありましたが、『微笑の女性像(※モナ・リザ)』の曖昧な微笑みは、意識的に描いた作品では、ありません。 あの微笑みは、自分が、深い悲しみを背負って生きていた故の偶然の産物でした。
ダ・ヴィンチの時代は天才と言われました。
しかし、天才である前に、幼き頃、母親と引き裂かれるように別れた経験のある、痛みを背負った悲しい魂の一人の人間でした。
死ぬ間際に、叫びました。母親の名前を…「カテリーナに逢いたい。カテリーナに逢いたい。生まれ変わってもう一度カテリーナに逢いたい。」と
叫び続けていました。
自分にとって、真に心を許せる女性は、産みの母であるカテリーナただ一人でした。
『カテリーナと来世での再会を夢見て、来世の母親をイメージし描いた女性像』を持ち運び、何処へ行っても、その女性像を眺めていました。
顔の部分は、自分の顔を女性に見たてて描きました。
首から下の身体の部分は、母カテリーナがモデルです。
『来世で再び巡り逢いたい母』を描き、生まれ変わって、 もう一度カテリーナに逢いたいと、神に祈り続けていました。
未来の景色に現れた自分の母親を連想して描いた絵でした。自分は、この母親のもとに、何処の国に生まれるのだろうか?どんな景色の中で自分は生を受けるのだろうか?予言をし、思いつくままに描いた絵でした。懐かしの故郷の景色も思い出しました。
未来の風景の中にいる、あたたかな微笑みを浮かべた優しい母親を描く予定だった絵画です。
来世の母親が、優しく自分に微笑みかけてくれるはずの絵でした。
しかし、ワタシは、母の優しい微笑みを、どうしても描くことが出来ませんでした。絵を描いている途中、《幼少期に父親により、最愛の母と引き裂かれた、別れの記憶》が蘇ってきたからです。
二人目の母のことも思い出しました。二人目の母は自分を可愛がってくれました。しかし、その母は亡くなりました。父親は次から次へと女性と別れては結婚を繰り返した…。
自分は、来世で微笑む母の顔を、想像することが出来ませんでした。最愛の母、カテリーナの笑った顔が思い出せません。
自分と引き裂かれるように別れた日の、母の辛そうな表情ばかり思い浮かびました。
上記は、『真理の扉を開く時』の第9章、自動書記(チャネリング)の文章に記述した文章である。
小説にするにあたって恥ずかしさもあり、冷静に淡々と、泣かせるような文章をと、記述したが、その日、その時、その場面での実際の私は、号泣だった。
涙が後から後から溢れだし、人間の涙は、こんなに出るものか、と思ったほどである。
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