🌟真理の扉

第94章 モナ・リザを巡る宗教的背景

1週間以内に関わり合う人々が亡くなった場合、病死を疑うより、事件性を疑うのが、現代の感覚としては、一般的な常識だと思うが、皆さんはどう思う？

時代は、遡る。

カトリーヌ・ド・メディシスが誕生したのは、1519年4月13日、その10日後の1519年4月23日に、レオナルド・ダ・ヴィンチは遺言状を書いている。

(遺言状を書いたのは、何故4月23日だったのか？その理由は、復活祭に先がけて、その日を選んだという)

カトリーヌの母マドレーヌ・ド・ラ・トゥール・ドーヴェルニュは、レオナルドが遺言状を書いた5日後の4月28日に、命を落とした。

歴史的に、カトリーヌの死因は、出産直後に黒死病に感染したからだという。

カトリーヌの死の4日後の5月2日に、レオナルド・ダ・ヴィンチは亡くなった。


何気に、レオナルドダヴィンチ死因というキーワードでGoogle検索したら、
レオナルドの死因は、【脳卒中】だとでた。

レオナルドの死の2日後に、マドレーヌの夫であり、カトリーヌの父であるロレンッオは命を落とした。

死因は、梅毒だったのではないか？との研究がされている。



時系列に纏めてみる。


カトリーヌ誕生

その10日後に、レオナルドは遺言状を書く。

その5日後に、ロレンッオの妻であり、カトリーヌの母であるマドレーヌ死す。死因、黒死病(ペスト)？

その4日後に、レオナルド死す。
死因、脳卒中？

その2日後に、マドレーヌの夫であり、カトリーヌの父であり、ロレンッオ死す。
死因、梅毒？




カトリーヌの誕生

その10日後に書かれた、レオナルドの遺書

僅か1週間の間に、亡くなった3人
(マドレーヌ → レオナルド → ロレンッオの順)


これだけ、怪しい要素があるにも関わらず。


歴史的には、黒死病 → 脳卒中？ → 梅毒？ と記される。




やはり、歴史は、勝者が作り上げるものなので、勝者にとって都合の悪い事件は、カットされ、
それぞれの亡くなり方に、それぞれの死因が割り当てられると考えてよいと思った。



レオナルドが、復活祭に先がけて遺言状を書いたと、自ら語っているのだから、レオナルドの遺言状を書いた数日以内にイエス・キリストの復活祭が行われたという推測が成り立つ。


更に、何か催し物が開催されたとして、その祝いの席に、ロレンッオとマドレーヌ夫妻、レオナルドが参加していたという推測をする。


その席に、毒を盛られていたとする。


身体に溜め込んだ毒の量は、人それぞれ違うだろうし、発症するスピードも、人それぞれ異なるから、亡くなった日付に時間差は出来る。


いずれにせよ、1週間以内に関わり合う人々が亡くなったのだから、
病死を疑うより、事件性を疑うのが、現代の感覚としては、一般的な常識だと思うが、皆さんはどう思う？