🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第93章 眠る女が目覚める時

レオナルドを取り巻く、権力者の勢力争い

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ところで、今回、レオナルドの足取りを見ようと、活用させて頂いのは、先のはサイトである。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 
人物年表

http://www.youce.co.jp/personal/leonardo-da-vinci.html



ミラノにて、信頼出来るメルツィに出会ったのは、50代半ば。



ローマ滞在をする。




ボローニャでのフランソワ1世とローマ教皇レオ10世の和平交渉締結に任命される



フランソワ1世の庇護を受けアンボワーズ城に隣接するクルーの館で余生を過ごす



フランスのクルーの館で死去







見逃せない記録がある。



見逃せない記録を見つけた。  




【ボローニャでのフランソワ1世とローマ教皇レオ10世の和平交渉締結に任命される】



この後、レオナルドのパトロン、
ジュリアーノ(ヌムール公)は、フランス王室の血縁にあたる人物と結婚し、翌年亡くなった。


今までに読んだ資料では、
〈メディチ家出身のレオ10世は、
自分の家に箔をつける為、フランス王室と繋がりを持とうとした…〉

のような内容が書かれていた。


メディチ家は、商業的に成功し権力を強めていっただけで、貴族のような家柄でなかったから。





レオナルドは、和平交渉締結に任命され、パトロンであるジュリアーノ(レオ10世の弟)は政略結婚



ただならぬ何かを感じる。



1516年、レオナルドは、パトロンを失う。

1519年は、かなり熾烈な勢力争いがあった。


やはり、レオナルドは、勢力争いに巻き込まれ亡くなったのではないだろうか?



フランソワ1世とレオナルド

世に受け継がれた心温まる交流の物語…


あれは、単なる作り話だったのだと思った。


やはり、レオナルドは、死を覚悟して、フランスへと旅立ったのだ。












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