🌟真理の扉

第93章 眠る女が目覚める時

LOSER 負け組の歴史 ②

『フランソワ1世、国王となり、ブルターニュ公国も手に入れ、今度は、イタリアを狙う』


母アンヌ亡き後、ブルターニュ公となっていたクロード

ルイ12世亡きあと、フランスの国王となった、フランソワ1世


結婚後、フランス国王フランソワ1世と王妃クロードは、共同で、ブルターニュ公となりました。


フランス国王という地位や権力を手にし、ブルターニュ公国も手中に収めた
フランソワ1世、
次なる狙いは、ナポリ(現イタリア)です。


フランソワ1世は、ナポリを自分の支配下にしたいと狙っていました。


ナポリを自分の支配下に治めるたいと思うフランソワ1世と、

フランスと婚姻関係を結び、メディチ家に箔を付けたいと思っていた、時の教皇レオ10世の野望が一致していました。


お二人に、目をつけられたのが、ジュリアーノ・デ・メディチ(ヌムール公)です。


ジュリアーノは、1515年、サヴォイア公フィリッポ2世の娘でフランス王フランソワ1世の母方の叔母フィリベルタという自分と、フランス宮廷で結婚しました。

(※ wikipedia情報)


次兄である、時の教皇レオ10世の、
とりなしにより、フランス王フランソワ1世は、ジュリアーノにヌムール公位を授けました。
フランス側は、ジュリアーノをナポリ王位につけようと考えていたそうです。



結婚の翌年、ジュリアーノは、亡くなりました。