🌟真理の扉

第92章 美術界の変革を願う

政治や経済と美術界との癒着

美術界のマーケティングと、
政治や経済が癒着している。


内密に、マネーロータリングが行われている事を知っていたが、ここまで、度が過ぎるとは思ってもみなかった。


美術品が、マネーロータリングの対象になっていることも、
薄々感じてはいたが、まさか、レオナルド・ダ・ヴィンチがターゲットになろうとは……


そんな恐れ多いことをよく出来たなと驚いた。


アイルワースのモナリザや、
サルバトール・ムンディが、レオナルドの真作とされて以降、次々とレオナルデスキ絵画(レオナルド派の絵画)が、いつの間にか、レオナルドの真筆として、
表舞台に立つようになった。



●来歴確認


●絵画の技術的、技法的な面での根拠


●過去の研究者の解説


●レオナルドの手稿や、現存する手紙と照らし合わせた歴史的根拠




様々な面を調査すれば、それは
明らかに弟子が主体の絵画なのに、

【レオナルド作とすることにより、経済効果が大幅に期待出来る】

その理由だけで、
次から次へと、絵画作品の価値が変わっていった。


今まで守ってきた秩序は崩壊した。