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第92章 謎の根源は、どこにあるか?
1913年 サルバトール・ムンディ
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『サルバトール・ムンディ』は、来歴が気持ちが良いほどに明確な絵だった。
チャールズ1世までは、繋がらないが、クックコレクションのカタログに、きちんと説明書きがされてあったから…。
以前にも記述したが、復習を兼ねて再び情報を発信する。
【1900年の情報】
イギリスの承認でコレクターの初代フランシーズ・クック・モンセラッテ子爵が、
チャールズ・ロビンソンという貴族から
ダ・ヴィンチの弟子「ベルナルディノ・ルイニ」による作品として本作品を購入した。
クックか、親族の誰かが、
一応鑑定を依頼。
鑑定結果は、ベルナルディノ・ルイニによる作品ではなく、ボルトラッフロ(ダ・ヴィンチの弟子)の作品ということだった。
【1913年の情報】
クックコレクションのイタリア絵画のカタログにも
タンクレット・バリーニョスは、
「ボルトラッフロ(ダビンチの弟子)の模写」と記載されてある。
(※ サー・ハーバート・クックは、それより質が高いと記す。)
情報は、すり替えられた。
【元々は、チャールズ1世が所持していた、『サルバトール・ムンディ』が、1900年に発見された】と、来歴が変わった。
1900年の真実は、
サルバトール・ムンディが発見された年ではなく、
チャールズ・ロビンソンが、
クックというコレクターに、『サルバトール・ムンディ』を、レオナルドの弟子の作品として売った年だった。
売った年が、何故か、
発見された年に変わった。
サルバトール・ムンディは、弟子の作品、
つまりは、レオナルド工房の作品ということになる。
その来歴さえハッキリしていれば、科学的分析で、丁寧に精査すれば、レオナルドの痕跡がきっと見つかるはず。
最初から、そういう思惑があった。
2005年、米美術商組合は、
その絵を共同購入した。
『真作か?贋作か?模倣品か? 弟子の作品か?徹底論争』より
2018.7.29.14:42
チャールズ1世までは、繋がらないが、クックコレクションのカタログに、きちんと説明書きがされてあったから…。
以前にも記述したが、復習を兼ねて再び情報を発信する。
【1900年の情報】
イギリスの承認でコレクターの初代フランシーズ・クック・モンセラッテ子爵が、
チャールズ・ロビンソンという貴族から
ダ・ヴィンチの弟子「ベルナルディノ・ルイニ」による作品として本作品を購入した。
クックか、親族の誰かが、
一応鑑定を依頼。
鑑定結果は、ベルナルディノ・ルイニによる作品ではなく、ボルトラッフロ(ダ・ヴィンチの弟子)の作品ということだった。
【1913年の情報】
クックコレクションのイタリア絵画のカタログにも
タンクレット・バリーニョスは、
「ボルトラッフロ(ダビンチの弟子)の模写」と記載されてある。
(※ サー・ハーバート・クックは、それより質が高いと記す。)
情報は、すり替えられた。
【元々は、チャールズ1世が所持していた、『サルバトール・ムンディ』が、1900年に発見された】と、来歴が変わった。
1900年の真実は、
サルバトール・ムンディが発見された年ではなく、
チャールズ・ロビンソンが、
クックというコレクターに、『サルバトール・ムンディ』を、レオナルドの弟子の作品として売った年だった。
売った年が、何故か、
発見された年に変わった。
サルバトール・ムンディは、弟子の作品、
つまりは、レオナルド工房の作品ということになる。
その来歴さえハッキリしていれば、科学的分析で、丁寧に精査すれば、レオナルドの痕跡がきっと見つかるはず。
最初から、そういう思惑があった。
2005年、米美術商組合は、
その絵を共同購入した。
『真作か?贋作か?模倣品か? 弟子の作品か?徹底論争』より
2018.7.29.14:42
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