🌟真理の扉

第29章 父への想い

現実の父のこと

現実の父の話


父は、農業を営み、釣りと碁が趣味

穏やかな性格で、よく面白いことを喋る、周りの人を笑わせるのを得意とした。


少々、根暗な私としては、父の性格が実に羨ましかった。


私達家族の長に立ち、私を、見守り育んでくれた現実の父の存在は、とても大切な存在だった。



突然、私に、転機が訪れた。
2009年、胎内記憶や前世の記憶を調査研究されているI先生との出会いをきっかけとして
急激に、過去世の父親のことを思い出した。



具体的に、大きくなったら、本を書きなさいという、子供の頃に授かったメッセージも思い出すことになった。



私は、本を書かねばならない。


私は、世の中に、訴えたいことがあるから。



しかし、それをすることは、
過去世の父親についての内容を書くということで、現実に、私を愛しみ育ててくれた父を裏切るような気持ちになった。



私は、一歩前に進むという行動が、なかなか出来ずにいた。