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第22章 モナ・リザは、宗教を超えた超宗教画
モナリザは、聖なる母である。
しおりを挟むモナリザは、宗教を超えた宗教画である。
ただ、当時のキリスト教に抑圧された世の中に、宗教画として受け入れられなかっただけのこと。
ダ・ヴィンチは、この世の真理のもとで
微笑む聖母を描いた。
取り掛かりは、実母への強い思慕から生まれた絵画
確かに、着想段階では、実母カテリーナと自分との魂の共存した絵を描こうとしていたが、
最終的にダ・ヴィンチは、
実母カテリーナにも
聖母マリアにも
マクダラのマリアにも
拘ってはいなかった。
ただ、ただ
万物の根源ともなる母を描こうとした。
しいて表現するならば
大地母神のような、、、大いなる源としての母を描きたかったのだ。
母は、偉大である。
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