🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
590 / 4,110
第66章 ネット社会に困惑

実際に絵を観なさいよ!

しおりを挟む
※  2018年5月30日のブログを転載

(補足)
ブログでは、1分だけと書いています。
実際に時計をみて時間を計ったわけではないし、少々オーバー過ぎたかな?って思い、3分に変えました。

タイトルも変更しています。


※  では転載


「パソコンの画面ばかりで絵を見ないで、実際に絵を観なさいよ!」



久しぶりに、はやし浩司さんの動画を、3分間だけ観た。



「レオナルド・ダ・ヴィンチが元絵を描いたとされる、アンギャーリの戦い…」


「馬に踏みつけられようとしている
この人物は、イエス・キリストであります。」


「血を流しているように見えますね。(※実はイエスの光輪です)」


「逆さまにしてみます。


聖痕があります。」



僅かこれだけの言葉のなかに、間違いはいくつあるでしょう。




ダ・ヴィンチは、アンギャーリの戦いを描く為のものと思われる、非常に沢山の習作を残しています。


「格闘する男たちの習作」が例のあの部分です。



視覚で観て、あの描写は

馬に踏みつけられようとしているのではなく、【敵の兵士に覆い被さられている人物】です。 

【実際は馬ではなく、人が馬乗りになり肩を掴んでいる場面】の描写です。


はやし氏は、馬ばかりに注目したから、相手の兵士が見えていなかったのでしょうか?


はやし氏が、血のように見える→実はイエスの光輪だと判断した部分は、


兵士が元々持っていた【破れた楯】が、丁度頭上に落ちているという描写です。


聖痕があるとした、あの部分は
倒れている兵士の手ではなく、【覆い被さっている敵の兵士の、肩の部分】です。


いずれにせよ、戦っている兵士同士です。


傷のようなものが見えたところで、イエスに関連付けする、何ら意味も発生しません。


僅か3分に、これだけ間違いがありました。


理由は、何だと思いますか?


おそらく、はやし氏は、パソコン上でしか絵を見ておらず、実際にこの絵を見て確かめたわけではないので、幾つも
【見落とし】【見間違い】があるのです。


また、レオナルドを知らなさすぎる。


レオナルドを知っていれば

当然「格闘とする男たちの習作」を知っているので、頭上にあるものが、
破れた楯であることを、判断出来ます。


聖痕があると言われていた、あの部分にしても、あんな場所に聖痕があるとするならば、倒れている人物は、
非常に不恰好な腕や手の形をしていることになります。



以上、たった3分の間の間違い探しでした。



要は、
「パソコンで絵を見てないで、実際の絵を見なさいよ」

って、これだけの話なんですよね。



『アンギャーリの戦い展』
あったんだから、ご自分の目(視覚)で確かめるチャンスはあったのに、
怠慢としか言いようがない!


あっ、毒舌すぎますか?


すみませんでした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

処理中です...