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第69章 あと1年
未完成の絵画で終わらせたくはない
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私は、Greeの日記や、ブログ、アルファポリスの小説内で、何度も同じ話(似たような話)を繰り返してきた。
2009年6月に、私がした霊的な不思議体験…
それを、“単なる気のせい”や、“夢でも見てたんじゃない?”で済ませたくはない。
2018年、年が明けた頃、
娘(現在高校3年生)は、私に問いかけた。
「ママ、いいの?あと1年しかないよ。約束したんでしょ?」
ちょっと気弱になっていた私…
「たぶん、変な悪魔か何かに取り憑かれていたのかもしれないよ。
ママなんかに、何の力もない。」
娘に、そう答えた。
私の言葉を受けて、娘は言い返す。
「それって、ダ・ヴィンチが悪魔ってこと?違うやろ?」
私は、当時を思い出し、声を大きくして言った。
…………
「そうよね。1日や2日、何か、変な体験したんだったら、《あり得ない!あり得ない!変な夢見ちゃったよ~。》ですませられるんよ。
ママがおかしかったのは、12日間。長いよね?!やっぱり意味がある。そう思わない?」
娘は、ニコッと笑った。
「そう。そう。何日も霊が降りて来てたのに、財布を無くして、突然霊が降りて来なくなったんだよね⁈」
さりげに、娘は、
私がアルファポリスで書いている“小説のようなもの”を読んでくれていて、財布を無くした話を思いださせてくれたのだ。
私の書く文章は、全て、実話…
だから…やっぱり小説ではない。
だけど、伝えたい物語を、
完成させたい。
未完成の絵画で、終わらせたくはないから…
2009年6月に、私がした霊的な不思議体験…
それを、“単なる気のせい”や、“夢でも見てたんじゃない?”で済ませたくはない。
2018年、年が明けた頃、
娘(現在高校3年生)は、私に問いかけた。
「ママ、いいの?あと1年しかないよ。約束したんでしょ?」
ちょっと気弱になっていた私…
「たぶん、変な悪魔か何かに取り憑かれていたのかもしれないよ。
ママなんかに、何の力もない。」
娘に、そう答えた。
私の言葉を受けて、娘は言い返す。
「それって、ダ・ヴィンチが悪魔ってこと?違うやろ?」
私は、当時を思い出し、声を大きくして言った。
…………
「そうよね。1日や2日、何か、変な体験したんだったら、《あり得ない!あり得ない!変な夢見ちゃったよ~。》ですませられるんよ。
ママがおかしかったのは、12日間。長いよね?!やっぱり意味がある。そう思わない?」
娘は、ニコッと笑った。
「そう。そう。何日も霊が降りて来てたのに、財布を無くして、突然霊が降りて来なくなったんだよね⁈」
さりげに、娘は、
私がアルファポリスで書いている“小説のようなもの”を読んでくれていて、財布を無くした話を思いださせてくれたのだ。
私の書く文章は、全て、実話…
だから…やっぱり小説ではない。
だけど、伝えたい物語を、
完成させたい。
未完成の絵画で、終わらせたくはないから…
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