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鏡子 (きょうこ)

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第68章 改めて神様について

レオナルドにとって、神とは?

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この文章、何度目アップか分からないけど、本当に何度も、すみません。


ある日、霊感で書いた文章です。



「レオナルドの世界観、宗教観」について、再び書きます。


レオナルドにとって神とは何だったんだろう?

それを、探りたいから。




レオナルドの世界観、宗教観について…



16世紀のヨーロッパにおいて、レオナルドの思想や宗教観は、受け入れられるものではなかった。


当時の社会はキリスト教により弾圧的に支配されており、全ての理論、政策など、ありとあらゆる事は、聖書に書かれてある内容に基づき、細かな取り決めがされていたのだ。 


そのように抑圧された社会のなかにおいても

レオナルドは、心(思想)の自由を重んじた。



レオナルドは、偉大な自然のなかに、神が宿っていることを感じ

大いなる宇宙にある、神秘の力に思いを馳せていた。


無限なる宇宙に、神々の存在を感じると共に、ちっぽけな一人の人間である自分自身も、小宇宙であり


我々もまた、一人一人が、神のような存在だと感じた。 



当時の人々は、生まれながらに培われた信仰心の根源がキリスト教にあり、
当たり前のように崇めなければならなかったのは、キリスト教だった。


しかし、レオナルドは違っていた。



レオナルドにとってキリスト教は、大いなる存在達(神々)の 
一部でしかなかった。



「キリスト教は
全てのなかの一部分」 


レオナルドが生きていた当時、そんな事を口にしたら、死刑になりかねないだろう。 


それくらい、ローマ教皇及び、当時の聖職者は、威圧的な政治を行っていたのだ。 



レオナルドの世界観や、宗教観は、


遠い遠い未来の人類に受け入れられるであろう


極めて躍進的な思想だった! 




全ては一つであり 



我々は、全てのなかの一つなのだ。 



レオナルドがキリスト教に逆らうような絵を描いたとして、

だからといっても


レオナルドは
反キリスト精神を持っていたと考えるべきではない。 



レオナルドは、キリスト教に敬意を祓いつつも、 


それを飛び越えた宗教理念を持っていたと考えるべきだ。 


レオナルドは、
全宇宙の、
多次元的世界のなかに存在する神々に想いを巡らせていた。



全宇宙のなかで、神々の存在を感じつつも 



「我の身体にも、また神は宿る」と悟った。 



レオナルドは、モナ・リザに何を描きたかったのだろう? 


改めて考えてみる。 


モナ・リザは、


来世(遠い未来)で 受胎告知を受ける母である。



モナ・リザは、人間でありながら、神でもあるのだ。










※   因みに第22章『モナ・リザは、宗教を超えた超宗教画』のなかでも書いています。
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