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直径3cmの偉大なお母さん
夏の終わり、クワガタの雌を見つけた ③
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息子は、クワガタについて色々教えてくれた。
私が捕まえた雌のクワガタは、コクワガタの雌か、ヒラタクワガタの雌か、どちらか分からないという。
コクワガタの雌とヒラタクワガタの雌は、形態がとても良く似ているらしい。
もしも産卵し、雄が産まれたら、
私が見つけたクワガタが、コクワガタの雌なのか?ヒラタクワガタの雌なのか?
どちらか、ハッキリするらしい。
息子は言った。
「ヒラタクワガタだったいいな。」
コクワガタは、ありふれたクワガタだけど、
ヒラタクワガタの方が人気がある。
私は、ハッキリするなら、
どちらでも良かった。
《種別が確認出来ない雌のクワガタ…
子供が産まれたら、そのクワガタの種別が特定出来る》
卵を産むかもしれないワクワク感と、もしも子供が産まれたら、
そのクワガタの種別がきちんと特定出来るという、私は、その二重のワクワク感でいっぱいだったのだ。
【ハッキリしないことに対して、
明確な答えがだせる】
なんとも言えない爽快感がそこにある。
私が捕まえた雌のクワガタは、コクワガタの雌か、ヒラタクワガタの雌か、どちらか分からないという。
コクワガタの雌とヒラタクワガタの雌は、形態がとても良く似ているらしい。
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私が見つけたクワガタが、コクワガタの雌なのか?ヒラタクワガタの雌なのか?
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「ヒラタクワガタだったいいな。」
コクワガタは、ありふれたクワガタだけど、
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