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2020年
火の海と化したオーストリアの森林は、どうなるのか?と心配していたら、30年ぶりの大豪雨で森林火災は鎮火
しおりを挟む豪シドニー、30年ぶりの豪雨で洪水 森林火災は鎮火
2020.02.11 Tue posted at 10:06 JST
(CNN) 大規模な森林火災が続いていたオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州が豪雨に見舞われ、一部地域で住民が避難、50校以上の学校が休校となった。ただ、この雨のおかげで長期間燃え続けていた火災も鎮火した。
オーストラリア気象庁によると、同州では24時間で200ミリを超す雨量を観測。州都シドニーの雨量は4日間で391.6ミリに達し、1990年以来の大雨となった。
大規模な洪水も発生したため州教育省は10日、学校数十校の一時的な閉鎖を指示した。気象庁も同日、大雨や強風、さらなる洪水に対して警戒を呼びかけた。
一方、同州消防局は10日、今回の豪雨について、7日以来で30件以上の火災を消し止める助けになったとツイートした。中には数週間から数カ月にわたって燃え続けてきた火災もあるといい、「しばらくぶりの朗報」と形容している。
同州カロワン地区で続いていた火災も、豪雨のおかげで8日に消し止められた。この火災は74日以上にわたって燃え続け、49万9621ヘクタールが焼失した。
消防によると、州内で延焼が食い止められていなかった残る5件の火災も、降り続く雨によって消火できる見通し。
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