裸の王様社会🌟

第二次世界大戦は、終わっていなかった。

インターネット社会の恐ろしさ

インターネット社会になり、戦争で傷みつけられた者たちの遺族が、自分の家族を殺害した犯人の血を受け継ぐ者は誰であるか？
直接の加害者が誰であるかが、特定されるようになった。


軍の関係者たちは、大企業に協力を申請し、あるネットワークが形成された。


ネットワークの輪が、どんどん拡がっていく。

なんということだろう。

戦争で犠牲になった人たちの遺族を支援し、高等教育を学ばせ、兵器を開発するグループに導こうとした。


ネットワークは完成した。


支援を受けた遺族たちは、大学に通わせて貰って、専門的に知識を得た。

彼等にとって、第二次世界大戦は終わってはいなかった。

戦争をまだ終わらせたくなかった者たちの魂は、ネットワークの波に乗って、
自分の家族を傷みつけた者たちの血を受け継ぐ者に対し、復讐の念をつのらせた。


形成されたネットワークで様々な論議が繰り広げられる。


「復讐する為には、どういう方法が良いか？」との問いに、


やっぱり、「ウィルスを使った生物兵器が一番有効である」と誰かが答えた。



彼等が作ったネットワークは、
日夜、ウィルスの研究開発に勤しんだ。






（注意）


これは、私の作り話です。

実際に、こういうことがあったかどうか？は、ご想像にお任せします。