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歴史

「アボリジニ残虐」たった150年間で、100万⇒7万人 93%が死滅したことになる。アボリジニ残虐とは?

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アボリジニの歴史については、「真理の扉を開く時」でも追求したことがある。

イギリスから、オーストラリアにやって来た入植者達は、アボリジニと言われる先住民を、まるで動物のように扱い、迫害した。

2020年7月11日、それだけではなかったことを知る。


【90%虐殺】白人のアボリジニ狩り「オーストラリア開拓史」200年の迫害

https://iirou.com/australian/

より転載

※ 随所にある画像をアップ出来たら、分かりやすいのですが、当方の都合で、
画像は省略し、転載させて頂きます。


「アボリジニ残虐とは?」

たった150年間で、100万⇒7万人
93%が死滅したことになる。

クック船長が上陸した1770年に
100万人いたアボリジニは、
1920年には7万人にまで減少した。
(タスマニア島では絶滅)

最大の原因は、ヨーロッパ人が持ち込んだ
天然痘やインフルエンザなどの伝染病である。
しかし、もちろんそれだけではない。



アボリジニとは?


(http://www.sci-news.comより引用)

白人入植以前から住んでいる
オーストラリア先住民族であり、
5~12万年ほど前にオーストラリア大陸に
渡ってきたといわれる。
その頃は今より海面が150mも低かったので
大陸間の移動が容易であった。


大陸全体に居住していたが、
大多数は南東部マレー川周辺に住んでいた。


◆狩猟採集民族

オーストラリア大陸には
農耕に適した植物や家畜となる動物が
ほとんどなかった。

そのため、
木の実を得たり、動物を狩る生活を
一定のエリアを巡回しながら行った。

地球最古の文化ともいわれている。



◆なぜ少数の白人が勝つ?

アボリジニ社会は、
あまりにも多様化細分化しており、
民族が1つになって白人を戦うという
文化がなかった。


◆白人部隊による各個撃破

(https://www.abc.net.au/news/2018-09-25/より引用)

白人には銃があった。
アボリジニには槍やブーメランなどの
原始的な武器しかなかった。

原住民は大規模な集団を形成しない。
戦いも部族ごとである。
少数の白人集団でも銃を使えば
部族ごと個別に撃破していくことができる。

(National Library of Australiaより引用)

そのため、
わずかな軍隊で大陸全体を占領できた。

これは南北アメリカ大陸、アフリカ大陸の
その他地域の原住民の侵略方法に共通する。

◆侵略の歴史

18世紀後半 クック船長上陸
19世紀前半 オーストラリア開拓
19世紀中盤 ゴールドラッシュ
19世紀後半 オーストラリア全土を掌握
20世紀前半 同化政策
21世紀前半 政府が公式に謝罪


「18世期後半」

(http://histrace.com/overview_history/industrial_revolution/より引用)

イギリスでは産業革命による失業者が激増。
同時に、都市部では犯罪者が激増した。
国内の監獄が定員オーバーとなり、
アメリカを流刑地として囚人を送っていたが、独立されてしまった。

(https://australia-now.info/archives/24より引用)

そこでオーストラリア大陸が
新たな流刑植民地に選ばれた。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/エンデバーより引用)
ジェームズ・クック船長がボタニー湾に上陸した。
11隻の艦隊に778人の囚人(男586・女192)がいた。
この囚人とは殺人などの凶悪犯ではなく、
窃盗などのションベン刑を繰り返す
問題児ばかりであった。

不幸なことに、アボリジニ居住エリアとは
目と鼻の先であった。



◆囚人の国となる


イギリス政府からは先住民とは友好的な
関係を保つように指示を受けていた。
従順な部族には衣服や食料を与えるなどの
懐柔政策がとられた。
一方、抵抗する部族は討伐した。

イギリス政府としては、
自由移民に土地を分け与え、
自営の「農業国」を造る計画であった。

しかし、
到来するのはほとんどが囚人や軍人である。
荒くれ者の彼らは公用地を私物化し、
富が偏在する「囚人の国」となってしまった。

◆恩を仇で返す

(https://www.dailyexaminer.com.au/より引用)

アメリカ大陸におけるインディアンと同じく、
アボリジニは侵入してきた白人に親切にした。

ところが、
アボリジニの居住地に居座り続けて
土地や水を奪いはじめる。

激しく抵抗したインディアンとは違い、
アボリジニは戦闘を好まないため、
ほぼ一方的に迫害された。


◆報復合戦

アボリジニは強姦や殺人を犯した
張本人である白人のみを攻撃した。
しかし、
白人たちは家畜1頭盗んだだけで、
1人殺されただけで、部族全体を虐殺した。

白人の銃に劣勢であったアボリジニは
ゲリラ戦や奇襲攻撃を展開する。

こうして報復合戦が始まった。


◆スポーツ殺人

(http://aboriginalwar.blogspot.com/より引用)

1828年 オーストラリア政府は
イギリス人がアボリジニを
自由に殺す権利を認める法律を制定。

入植してきた白人にとって、
人類以前の「類人猿」との認識であった。
流刑囚はスポーツハンティングとして、
アボリジニを狩りまくった。


(http://fyifeed.comより引用)
週末は「アボリジニ狩り」なる
スポーツハンティングが流行していた。
もはやカンガルー狩りと同じ感覚であった。

頭部のコレクションなどもあった。

「今日はアボリジニ狩りにいって17匹をやった」
「オレはウサギ3匹、アボリジニ2匹w」
こんな日記が山ほど残っている。


◆虐殺者たち

集落の井戸に毒を入れたり、
毒入りの小麦粉も配られた。
崖から突き落としたり、
獰猛な狩猟犬に食い殺させた。

家畜扱いされた黒人すら、
まだマシとも思える扱いである。


◆鬼畜たち

赤ん坊を首だけ出して埋め、
蹴って首を遠くに飛ばす競争をした。
それを目の前で見させられていた親は
どういう心境だったであろうか。

ナチス顔負けの鬼畜である。


「19世紀前半」

(https://ja.fehrplay.com/より引用)
欧米から隔絶されていたため、
輸送コストを含めて採算がとれたのは
羊毛だけであった。

羊毛が漁業を上回り
輸出額の半分以上となる。

牧羊には広い土地が必要であった。
当然、アボリジニとの抗争となる。


「19世紀中盤」

(https://www.australiangeographic.com.au/より引用)

ゴールドラッシュがはじまった。
次々と金鉱が発見され、
世界中から人が集まった。

1850年(45万人)⇒1860年(115万人)と
人口が激増した。

金鉱の開拓でもアボリジニの居住地を犯し、
抗争の火種となった。

そこで邪魔なアボリジニを
保護政策という名の強制移住により、
食糧事情の悪い島に収容させて
多数の死者を出した。


◆保護政策

保護の名目で集められたアボリジニは
畜舎に詰め込まれ、賃金も与えられず、
水も食料も満足に与えられず、
小麦やタバコなどの生産に従事させられる。

もはや保護されている身で餓死するような環境であった。


「19世紀後半」

オーストラリア全土の植民地化が完了。
僻地にいるごく一部のアボリジニが
部族生活を続けているだけとなる。

逮捕⇒死刑
ムチャクチャな政策に対して
デモや暴動を起こしたアボリジニもいたが、
白人の敵対心を煽るだけであった。

アボリジニを車で轢いても物損事故。
逮捕後は裁判ナシで処刑された者もいた。


「20世紀前半」

同化政策がはじまった。

政府が新生児を取り上げ、
白人夫婦のもとで育てさせる。
これによってアボリジニ文化は消滅し、
イギリス人化すると考えられた。

この政策は1980年まで続いた。


◆白人化

(https://www.abc.net.au/より引用)
アボリジニの子供を教会に通わせ、
キリスト教徒化も進められた。



奪われた世代

(映画「Rabbit Proof Fence」より引用)
親元から引き離された子供たちは
「奪われた世代」と呼ばれる。

アボリジニの文化を消滅させることを目的に
子供を劣悪な強制収容所に送り込んだ。
親から数百km、数千kmも離れた場所で
監獄ともいえる環境で育てられた。



◆男児の奴隷化

農場などであれば労働力として利用された。

しかし、
役人などにとっては何の役にも立たない。
壁に叩きつけて殺された。

たしかに、
マトモな夫婦も大勢いただろう。
しかし、
10%ほどひどい夫婦がいたことも事実である。
当のオーストラリア人が
「政府がそんな残酷なことするわけない」
といって信じていないことも大問題である。


◆大量の混血児

白人とアボリジニのハーフが
無数に産まれてきた。

混血児たちは白人家庭で
家族として扱われることはなく、
父親から捨てられた。

「進んだ文化で育つ権利がある」

政府が主導して白人家庭や寄宿舎で
アボリジニの子供を育てる政策がとられた。
1920~30年、保護のという名目で
10万人もの混血児が親から引き離された。
 

◆実体は奴隷

農場労働者や使用人として教育するためであった。
牢獄のような寮で劣悪な生活をさせられ、
脱走すればムチ打ち⇒独房という
囚人と同じような扱いであった。


21世紀前半

(https://www.youtube.com/watch?v=XkeUpbbLTYYより引用)

2008年政府が公式に謝罪した。

オーストラリアのラッド首相が
30分にも渡る演説で
「お詫びする(sorry)」という謝罪の言葉を
6回繰り返した。


◎オーストラリアとは?

オーストラリア大陸を中心とした独立国であるが、
イギリス連邦加盟国である。
エリザベス女王を国家元首としている。

10人に1人が白人至上主義者といわれる。

豪州人(オーストラリア人)による
白人至上主義を「白豪主義」と呼ぶ。


◎白豪主義とは?

(http://www.afpbb.com/articles/-/3186146より引用)

白人が人類で最上位であり、
非白人は排除の対象である。

彼らにとって、
黒人は家畜であり、
黄色人はサルである。

インディアンは害獣であり、
アボリジニは狩りの対象である。


◆進化論がベース

人類の進化には段階があり、
アボリジニは石器時代の原始人、
白人がもっとも進化した人間という
認識であった。

「有色人種は人間にあらず」

白人は人類の最上位であるため、
アボリジニを殺害しても
罪にはならないという意識があった。


◆オーストラリア・デイ

(https://sharehouse.in/jpn/sharelog/detail/21326/より引用)
1月26日は建国記念日である。

パレードだけでなく当然抗議もある。

(https://www.sbs.com.au/news/storystream/survival-day-marked-across-australiaより引用)

この日を境に、侵略と虐殺が始まった。
アボリジニにとっては単なる
侵略記念の日でしかない。


◆白豪主義は生きている

ホームステイ・留学・旅行などで
オーストラリアで遊んでただけの人間は、
「移民国家だから差別はない」
「差別を受けたことはない」
「捕鯨に反対するオージーは少数」
と勘違いしている。

だいたい、
有色人のホームステイを受け入れる家庭が
差別主義のはずがない。

ところが、
何年も働いた人間の意見は違う。
やはりオーストラリアは白人社会であり、
人種差別をしない人間と同じくらい
人種差別をする人間は存在する。

庶民クラスの白人はフレンドリーでも
支配階級の白人は優越思想で成り立つ。

育ちのいい私立学校は白人がほとんど。
安い公立学校は有色人種が多い。
これが現実。


◆アジア人は格下

オーストラリアに住む白人の70%は
日本に良い印象を持っている。
日本人は礼儀正しいとの見解が多数派だ。

しかし、
20%は日本に悪い印象を持っており、
10%は劣等人種とみなしている。

しかし、日本人も同類である。
日本以外のアジア人を格下に見ていないか?
アジア人と結婚した人を見ても、
まったく妥協した感を抱かないだろうか?

差別心など、どこでも誰でも持っているのだ。
みんな「自分が一番かわいい」のである。

◆EU加盟を拒否された

(http://www.koryojournal.news/?p=2169より引用)
ヨーロッパの仲間に入れてほしいと、
EEC⇒EC⇒EUと半世紀に渡って3度も
懇願したにもかかわらず、
すべて拒否された。

乳製品・羊毛・小麦などがヨーロッパ市場から
締め出されてしまった。


◆手のひら返し

(https://aseanpedia.asean.or.jp/about_asean/より引用)
欧州からシカトされたので、
軽蔑してきた有色人種(アジア人)との貿易に
活路を見出すしかなくなった。

そのために、
今まで見下してきたアジア人から
印象を良くしなくてはならない。

まず身近な有色人種であるアボリジニに
謝罪するパフォーマンスが始まった。

この頃から親日家の
オーストラリア人が発生しだす。

オーストラリアがアジア重視の政策をとるのは、
彼らが自ら歩み寄ったのではない。
単に欧州から相手にされなかったから
仕方なくアジアを相手にし始めただけ。


◆2000年シドニーオリンピック

体を黒く塗った白人男女が
会場いっぱいに踊るパフォーマンス。
過去の虐殺は清算されて
現在は仲良くやってますよとPRしていた。

朝日新聞「民族融和、和解の証し」

アタマ大丈夫か?


◆文化は破壊されたまま

都市部では昼間から酔っぱらっていたり、
ドラッグにより目の焦点が合っていない
アボリジニがうろついている。

英語が話せないので失業者が多い。
日本のナマポのような補助金はあるが、
すぐ酒に変えてしまう。

アボリジニにとって、
エアーズロック(ウルル)は聖地である。
その聖地ウルルの周りには専用居住区がある。


(https://www.hankyu-travel.com/heritage/australia/uluru.phpより引用)

そこにもアルコール中毒の
アボリジニがうろうろしている。

アボリジニのアルコール中毒やドラッグ中毒、
自殺率の高さは社会問題にまで発展している。


◆自分は囚人の子孫ではない

1800年まではイギリス囚人の流刑地。
1801年からは自由渡航。

もともとオーストラリア移民は
犯罪者がほとんどである。

「私の祖先は1800年以降の入植者です」
オーストラリア人は、
やたらと犯罪者の末裔でないことを強調する。


◆囚人遺跡群

(http://goldcoastnet.seesaa.net/article/437858847.htmlより引用)

アボリジニが強制移住させられた
多数の刑務所が「囚人遺跡群」として
2010年に世界遺産に登録された。

遺産と言っても「負の遺産」であるが。
世界遺産(負)というカテゴリを新設すべきである。


このサイトは、


クジラ虐殺

↓↓↓↓↓

ディンゴ・ラクダ虐殺

↓↓↓↓↓

カンガルー虐殺


と続く。





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