裸の王様社会🌟

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
721 / 1,546
10年前を振り返ってみたくなった。※2019年に記載した話

10年前とのシンクロニシティ ※ 『真理の扉を開く時』と同時更新

しおりを挟む
ところで、
日々、池川先生に宛てて書いたメールを振り返って読んでいる。

ある文章を読んで、
「ああ、あれは、10年前だったのか。」と思った。

私が、ルーブル美術館展で、
フェルメールの『レースを編む女』を観て、丁度10年経つんだなって思った。

サルバトール・ムンディから、サルバドール・ダリを思い出したり、『レースを編む女』は、絵画芸術の極みであると賞賛したりしていたのは最近の話。
  
10年前のメールを振り返っていたら、『レースを編む女』の話題が出てきた。
そのシンクロニシティが、なんだか妙に嬉しい。



 2009.6/28   12:05


    池川先生へ 


   こんにちは。
   京都市美術館で開催されている『ルーブル美術館展』に、来月くらいに行く計画を立てています。


   フェルメール作品『レースを編む女』と『天文学者』の絵画を観るのを楽しみにしています。私は、何か想像もつかないエネルギーを絵画より戴ける事を予感しています。『レースを編む女』は、サルバドール・ダリも、模写し、その作品を大切にしていたと、何かの本で読んだ事があります。一番楽しみなのは、『天文学者』です。この天文学者は、『モナ・リザ』の間違ったタイトルを是正したいと思い続けていた学者でした。『眠る女』を『少女』が、正しいタイトルに変えたいと思っていたように、『天文学者』は、『モナ・リザ』の真実を知っていました。

   今日、書いた文章です。

  『天文学者』は、奥深い寓意のある作品です。天文学者は、天球儀を見つめ、何か研究をしている様子です。卓上に開かれた本は、1621年に実際に出版された、星の観察に関する書籍(解説書に記述されていました。)です。右奥に掛けらた絵、『モーセの発見』があります。人類が如何に天文学、科学の分野で発展を遂げようとも、それは、【神の真理の元で成り立ちえる。】と画中画で示しているのです。宇宙の真理の極みや、科学の発展は、神学の元で成り立っているのです。

  愚かな人間は、神に逆らいました。文明社会の元で科学が発達を遂げる中で、無神論者が現れたり、生まれ変わりなどない、霊界などないと主張する学者も現れました。


   しかし、神の世界はあるのです。【真の天文学者】は、その事に気付いていました。全ての科学は、神の世界の元で成り立ちえるのです。天文学の分野にて、研究をしながらもなお、『モーセの発見』をしています。神の目前にて芸術史が犯した過ちを知っていました。





2016.10.08  追記


その後、念願叶って、京都市美術館に、『ルーブル美術館展』を観に行くことが出来ました。


フェルメールの『天文学者』は、展示されていませんでした。私の勘違いです。『天文学者』は、別の展覧会に展示された模様です。


『レースを編む女』は、鳥肌モノで感動しました。
やはり、フェルメールの絵は、凄いです!!
しおりを挟む
1 / 3

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!


処理中です...