裸の王様社会🌟

鏡子 (きょうこ)

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10年前を振り返ってみたくなった。※2019年に記載した話

10年前の6月24日を振り返り、メール転載 ①

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2009.6/24   8:56


    池川先生へ

    昨日の、ご質問にお答え致します。ダ・ヴィンチは、『モナ・リザ』の絵画を、旅の途中にて、手直しは、していません。偶然の産物である『僅かな曖昧な微笑み』の中に美を見いだし、完成品と認める事ができたからです。ほんの数日前まで、偉大な芸術家の魂が、私の身体に宿り、私に文章を書かせていました。

『モナ・リザ』の真実に関しては、私が、後で読み返し、誤解する事のないよう、5日間に渡り丁寧に教えて頂いています。

    旅の間は、依頼を受けた作品ではなく、『自分自身の魂と向き合った作品』を残しています。旅の間に手直しをして、なかなか完成できなかった作品もあります。『聖アンナと聖母子』です。

柱を額縁に見たてた『モナ・リザ』の絵を飾りそれをいつも眺めながら、寝食を共にし、『聖アンナと聖母子』の手直しをしていました。子羊と戯れる我が子を見つめる、穏やかな優しい眼差し、そんな聖母を描きたかったのですが、穏やかな優しい眼差しがどうしても描けませんでした。自分と母が引き裂かれた日の事を思い出し、何故か、眼差しの奥に淋しさを秘めたような顔になってしまいました。

   今朝、池川先生にお手紙を送らせて頂きました。内容は、神様から書かせて頂いた短い文章と、ヴァザーリが、いかに悪質な人柄であるかという事と、芸術史の500年間で、どれほどまでにダ・ヴィンチに悪影響を与えた人物であるかという内容の事を書きました。ヴァザーリの事に関しては、彼の著書『ルネサンス画人伝』を読む前に、霊感で文章を書いていました。ものすごい勢いで勝手に鉛筆が走り、フランス王室の悪事を暴いた時とほとんど同じ状態でした。


    ※ルネサンス画人伝は、必要だと思う所だけ読みました。『虚構』そのものの文章なので、とても読む気にはなれませんでした。お手紙は、お時間のある時に、読んで頂けたら幸いです。







2019.6.24 追記

聖アンナと聖母子の完成品は、大作です。この時描いていたのは、習作等だったと推理しています。
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