裸の王様社会🌟

鏡子 (きょうこ)

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価値は、人為で変えられる。

どんな悪巧みが働こうが、真実は、いつか 明るみになる。

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サルバトール・ムンディについての考察


 2009年(ラロックの聖母の件)、マネーロータリングの目論見は、失敗に終わった。


翌年の2010年は、作戦会議に労を呈した。


2011年、2012年、2013年と
少々手荒な方法で、彼らは、世間を欺こうとした。



《先ず2011年の怪しい動き》


【サルバトール・ムンディは、ダ・ヴィンチの真作であると鑑定された】



2011年7月11日 13:43 JST


美術品ディーラーの間で過去最高 の2億ドル(約160億円)の価値があるとされるイタリア・ルネサン スの巨匠、レオナルド・ダビンチ(1452-1519年)の再発見された絵画は、売却されないことになり、ロンドン・ナショナルギャラリーに展示された。




※『真理の扉を開く時』
第34章  「絵画とマネーロータリング」にも、取り上げている内容
である。



「6000円だった絵が、ダ・ヴィンチの真作と鑑定、96億に…」

サルバトール ムンディ (救世主)


2011年の7月のニュースより、
ダ・ヴィンチの真作大発見!?
の記事が出た。


「サルバトール ムンディ (救世主)」


一度はオークションで45ポンド(約6000円)の落札額が付けられた絵画が鑑定の結果、長い間、行方不明とされていた万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた本物の絵だと鑑定され1億2000万ドル(約96億円)の評価額が付けられた。



木製パネルに描かれているの油絵は、Salvator Mundi(世界の救世主)で左手には宝珠を持ち、右手はキリストを現している。




※ 詳細説明


私がはじめに調べた情報によると、96億円の評価額とされていたが、
後に調べた情報によると、美術品ディーラーの間で過去最高 の2億ドル(約160億円)だったというニュースも目にした。



2019.4.30のニュース内容の一部を転載


 美術史学者で「The Last Leonardo(最後のレオナルド)」を執筆したベン・ルイス(Ben Lewis)氏は、英ロンドンのナショナルギャラリー(National Gallery)は2011年にサルバトール・ムンディを展示したが、同美術館は、ダビンチ作であるかどうかを判定するために派遣された専門家5人のアドバイスを受け入れなかったと述べている。

 このときの判定は、2人はダビンチ作で間違いない、1人は違う、残り2人は分からない、と分かれた。それにもかかわらず、サルバトール・ムンディはダビンチ作として展示された。


《注目したいポイント》



 美術史学者で「The Last Leonardo(最後のレオナルド)」を執筆したベン・ルイス(Ben Lewis)氏は、

「英ロンドンのナショナルギャラリーは、ダビンチ作であるかどうかを判定するために派遣された専門家5人のアドバイスを受け入れなかった」と述べている。

 このときの判定は、

2人はダビンチ作で間違いない

1人は違う

残り2人は分からない、と分かれた。


それにもかかわらず、サルバトール・ムンディはダビンチ作として展示された。





どんな悪巧みが働こうが、真実は、いつか
明るみになる。
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