裸の王様社会🌟

美術界の改革を願う

作品を手がける際、試行錯誤し、下絵の描き直しをするのは当たり前。

『糸車の聖母』がレオナルドの真筆である理由を見つけて、目を疑った。



内容転載

日本初公開されるレオナルド・ダビンチの名画「糸巻きの聖母」の背景に、子供を歩行器に入れる人物群などの素描があったことが透過赤外線調査で分かった。

レオナルドの真筆であることが改めて裏づけられた。 



※  転載ここまで


え？何？これが理由？





レオナルド・ダ・ヴィンチは、工房で絵を仕上げていたのて、下絵は、自分で描き、着色は弟子に任せる、そういうスタンスを、とっていた。


※ 構図には、気を配るので、下絵の段階において、描きなおしするのも、ごく普通のこと。


レオナルドの下絵の描き直しが透過赤外線調査で見つかるのは、当たり前なんだけど。。。


それを、レオナルドの真筆であることが改めて裏づけられたなんて……



着色を弟子に任せるといっても、きちんと依頼を受けた作品なので、仕上げは、弟子の未熟な描写を、自らカバーする。
(手直しをする)


だから、レオナルデスキ絵画の一部分に、レオナルドの筆致が見られるのも、当たり前なのだ。



過去の研究者達は、そういう工程を認識し、

【弟子主体の絵は、レオナルデスキ絵画として、レオナルドの真筆とは認めなかった。】




ところが、今はどうだ？
何かを発見する度に、《レオナルドの証拠が見つかった》とされる。


「誰だって、作品を手がける際、当たり前のように、試行錯誤し、下絵の描き直しくらいするだろうに。」


しかもそれは、工房にとって、ごくごく当たり前の工程の一部なのに。