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彩色されたイザベラ・デステについて
この件は、分かり易い事例だと感じた。
しおりを挟むアイルワースのモナ・リザより、
より分かり易い事例だと感じたイザベラ・デステの件、を再び追求
※ ある日の、自身のブログを転載
以前も取り上げさせて頂いた内容です。
2013年、着色されたイザベラ・デステの肖像画が、ダ・ヴィンチ作だと鑑定されたとのニュースがありました。
その時書いた私の日記を転写します。
見て下さい!
こんな作品にまで、ダ・ヴィンチ作なんて言われたら、悲しくて、言葉もでない。
全て、アイルワースのモナリザの時に、
嘘や隠蔽工作が働いてたから
後に続けとばかりに
ダ・ヴィンチ作ではない作品も
次から次へ、ダ・ヴィンチ作に変えられてしまうんでしょうね・・・>_<
ピカソ10歳でも、こんな下手な絵は、描かないと思います。
(実際に、ピカソが10歳くらいの時に描いた絵を観たことがありますが、めちゃくちゃ、上手でビックリしました。)
本物だと鑑定したUCLA名誉教授のペドロッティ氏がダヴィンチ作だと確信した3つの理由
理由1)
間違いなくダヴィンチの作と万人が認める、イザベラ・デステの肖像です。問題の絵は、この絵とそっくりであるといいます。
理由2)
ルーブルにあるイザベラの肖像は、1499年から1500年に描かれたとわかっていますが、問題の絵は炭素同位体によると1460年から1650年の間に制作されたものなので、年代も合っている。つまり、近代以降の模倣品ではないということ。
理由3)
問題の絵に使われている下地や絵具が、ダヴィンチの他の作品と比べて一貫している。
一方、根強い反対意見もあります。
ダヴィンチの研究者として知られるオックスフォード大学美術史名誉教授マーティン・ケンプ(Martin Kemp)は、これはダヴィンチではありえない、と発言。
2019.6.5 要点を整理
● 真作だと鑑定したカルロ・ペドロッティ氏は、カルフォルニア大学の名誉教授だ。
● ダヴィンチの研究者として知られるオックスフォード大学美術史名誉教授マーティン・ケンプ(Martin Kemp)は、これはダヴィンチではありえない、と発言。
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