裸の王様社会🌟

鏡子 (きょうこ)

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価値は、人為で変えられる。

いずれにせよ、裸の王様社会だ。

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※一部文章を校正して、再投稿


《サルバトール・ムンディ、
一般的な解説を再調査》


◎  解説を転載


1500年ごろに制作されてから17世紀にイギリス王室が所有したあと、長年の間行方不明になっていたが1900年に発見される。

当初はダヴィンチの作品ではないと多くの専門家たちによって鑑定されていたが、2005年に真作であると再鑑定される。

その後、修復を経て2011年にロンドンのナショナル・ギャラリーで初めて展示され話題になった。


※ 情報ここまで


 ● 長年の間行方不明になっていたサルバトール・ムンディが、
1900年に発見されたという事実はない。

● 1900年に絵を発見した人物は、チャールズ・ロビンソンである。

チャールズ・ロビンソンは、レオナルド作品だとは思っていなかった。

レオナルド作品「救世主」を模写した弟子の作品であるとの認識があった。

チャールズ・ロビンソンが専門家に鑑定を依頼した事実はない。

チャールズ・ロビンソンは、《レオナルドの弟子の作品であるという説明のもとで》クックに、その作品を売った。

● クックか、クックの親族が鑑定に出したがその絵は、やはり弟子の作品との鑑定結果だった。

※ クックの遺産カタログ(目録)にも、ジョヴァンニ・アントーニオ・ボルトラフィオ (Giovanni Antonio Boltraffio)の作品だと明記されてあった。

クックの孫は、その作品に大した価値を見出せず、オークションにだしたら46ポンドだった。

(46ポンドは、約6600円、当時の為替換算レートだと、数万円であるという説もあり)



●  《2005年に真作であると再鑑定される》

この来歴も、謎である。

2005年は、アメリカの小都市のオークション会場で、米画商組合が、日本円にしたら100万そこそこで購入している。

その後鑑定したというが、画商組合が共同で購入した時点で、真作になること必至な出来レースのようにも思える。


長期に渡り、修復され、2011年には、96億の価値がついた。

(落札者なし)


2011年にロンドン・ナショナルギャラリーで展示…  


所有者は、チャールズ1世だったという。


チャールズ1世が、お目が高い王であれば、
あんな下手な絵を飾ったりしないだろう。

チャールズ1世が、(未来で)僅か46ポンドの価格が付けられた絵を、本当に良い絵だと思い、王室に飾っていたとしたなら、王様の目は節穴だったと言える。


いずれにせよ、裸の王様社会であることに間違いはない。




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