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価値は、人為で変えられる。
人為で操られた価値観の世… ある、会話をイメージした。
しおりを挟む一度、クオリティの水準を落とし、その作品の価値を“傑作”と評価する。
その作品が、優れているとか、素晴らしいとか、立派だとか、そう言う評価や、虚飾で彩られた価値観ではなく、
“科学的根拠をうちだし、その作品が、この世に存在しているだけで価値がある”と考える。
“この世の中に、ダ・ヴィンチの筆致が確認出来る作品が存在する”
ネームバリューに操られた、上の人たちは、
それだけで
「しめ しめ 」と目を細める。
彼等は、作品のクオリティなど、眼中にない。
操られた、世の人々は、無意識に困惑する。
レオナルド作品の評価が、必然的に、
だんだんと下がっていく。
このままだと、どうなるか?
ふと、ある会話をイメージした。
A「ダ・ヴィンチのどこが良いの?」
B「ダ・ヴィンチだから、良いに決まってんだろ?」
A「だけど、オレ、ダ・ヴィンチの絵の何が良いか、よくわかんねーよ。」
A「オレは、○○○や、△△△の画家の作品が、好きだー。
ダ・ヴィンチの何が良いか、やっぱり、よくわかんねーよ。」
B「だから、ダ・ヴィンチの作品だから、良いんだよ。兎に角、鑑定されたんだから、良いに決まってんだろーが。」
人為で操られた価値観の世に生きると、
こんな会話をしなきゃいけない羽目になる。
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