裸の王様社会🌟

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
547 / 1,546
C I Aの諸君へ

手術は、無事おわりました。決戦は、6月か。

しおりを挟む

奇妙な偶然…
私の脳に髄膜腫という名の腫瘍が見つかったのは、2013年だった。
2013年と言えば、“アイルワースのモナ・リザの文字化けの件で、躍起になっていた時期”、そして、“音楽家の肖像が来日した時期”と重なる。

私は、脳に2cmの髄膜腫が見つかったが、良性の腫瘍であるとの事で、実に6年間も、放置していた。

髄膜は脳を保護する膜であるとの事。
2019年、2cmだった腫瘍は、2cm6mmに成長していた。1年で1mmずつ成長したことになる。

発見の経緯や、何故手術をしたか?決断した理由や、手術の経過、病状等は、元気になって、また、おいおいとお話ししたいと思う。

術後の今は、頭の痛さとしんどさで、はっきりいって、ぼろぼろ。

兎にも角にも、決戦は、6月だ。
6月に入って、日々の気付きを、ありのままに綴ろうと思う。



裸の王様社会は、いつから形成されたのか?
少なくとも、1975年は、正しい見解が示されていたので、直近の僅か44年で、“レオナルド・ダ・ヴィンチの価値”がガラリと変わったと分析している。


“雲泥の差”という言葉が、存在するが、レオナルド作品の価値感は、雲から、泥に変化してしまった。
科学で、レオナルドの要素を探り、僅かな発見で、レオナルドの真作だと決め付けられる。
はっきり言って、それもこれも、経済効果が目的なだけで、レオナルド作品は、単に、利用されているだけだ。

世の人は、欺かれる。

1975年の画集で、『音楽家の肖像』は、白黒で紹介されていた。淡々とした紹介がされ、他の作品に比べ、大した扱われ方がしてなかった。
その作品は、2013年、
来日した時の展示会では、“ミラノ時代の傑作”と、紹介された。

まぁ、『サルバトール・ムンディ』が、約510億なので、その価値観を基準にすると、サルバトール・ムンディよりも、レオナルドの筆致がより多く確認出来る、音楽家の肖像は、ミラノ時代の傑作だと紹介されるのも無理はなかった。

このように、ネームバリューで、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品だと判断されるや、
様々な絵画が、裸の王様のように、偽の衣装を着せられる。

一方で、本当に価値ある作品は、利益に繋がらないとか、または、上の人たちにとって、気に入らない何があるとか…
そんなつまらない、リチャードたちの思惑で、“贋作だとか、作者不詳の作品”だとか言われ、“裸の王様の絵画の影に埋もれている。”

美術とは何の関係もない、リチャードたちが、美術界に介入し、政治的な問題や、経済効果の道具とし、
レオナルド作品を利用している、こんな世の中だから、致し方ない。

いかに優れたダ・ヴィンチ研究者が存在しようが、この世が、裸の王様社会である限り、真実の見解は、世の中に浸透しない。

誰も、どうすることも出来ないのだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

調教専門学校の奴隷…

ノノ
恋愛
調教師を育てるこの学校で、教材の奴隷として売られ、調教師訓練生徒に調教されていくお話

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

処理中です...