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アルファ“ポリス” 秩序ある理想国家を目指して
蛙も蛇も、みんな、かみさま。
しおりを挟むオグドアドについて…
wikipediaより
8柱の神々は、四つの男女の一対で構成されていた。すなわち、ヌンとナウネト、アメンとアマウネト、クク(英語版)とカウケト(英語版)、フフ(英語版)とハウヘト(英語版)である。男神達は蛙と関連づけられ、女神達は蛇と関連づけられた。
性別こそ違っていたが、一対において、男神に対する女神は彼とほとんど区別しないことになっていた。
実のところ、女性の名前は単に男性の名前が女性化しただけのものであり、その逆も同じなのである。
基本的に、一対のそれぞれは、四つの概念の一つの様相における男性性と女性性を意味している。すなわち、原始の水(ヌンとナウネト)、空気または見えないもの(アメンとアマウネト)、暗闇(ククとカウケト)と不滅または無限の空間(フフとハウヘト)である。
エジプト神話では、世界の最初はヌンという原初の海に満たされ、そこから原初の丘が現れたとされている。
これは、ナイル川の氾濫と、水が引いた後の土地から動物が現れる様子から想像された創造神話であろう。
8柱の神々は、日の出が毎日繰り返されるようにし、ナイル川の水が絶えないようにした。
ラーが生まれる睡蓮(英語版)を作り出したのも彼らであった。
彼らが世界を統治した期間は黄金時代とされたが、彼らはその役割を終えると死んで冥界に行ったとされた。
ヘルモポリスにおける創造神話は、四つの異本に残されている。
これらの神話は、ヘルモポリスの神殿に付属する神聖な湖とその中にある島に関連づけられていた。
その島は原初の岡とみなされ、多くの人々が巡礼に訪れ、多くの儀式がここで行われた。
※ 転載ここまで
男性神たちは、蛙と関連付けられ、女性神は、蛇と関連付けられた。
真理を極めると、
この感性も、あながち悪くはない。
全てに、神が宿るとすれば、
蛙にしろ、蛇にしろ、
当然のように、神(の魂)が宿っている。
《自然そのものが神々であり
生きとし生けるもの
全てに、神々の魂が宿る。》
《この世界は、人間だけのもので
はない。》
ナイル川の氾濫と、水が引いた後の土地から動物が現れる様子から想像された【想像神話】であることを前提としているのだから、
あくまでも【作り話】であることを理解し、カルチャー的な側面において、これらの話を捉えれば良いと思う。
恐らく、古代のエジプトの民は
【ナイル川の氾濫を、神々の怒りである】と感じたに違いない。
氾濫後に、蛙や蛇を見て、神様の化身のように感じたのかもしれない。
歴史は、繰り返される。
まるで、メビウスの輪のように…
いつの世の民も
グスタフ・スコールに悩まされる。
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