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アルファ“ポリス” 秩序ある理想国家を目指して
エジプト神話、神話における神について
しおりを挟むエジプト神話…
エジプト神話(エジプトしんわ)は、キリスト教とイスラム教が広まる以前に古代エジプトの人々によって信仰されてきた神々の体系、宗教を指す。
(エジプト神話における)神について…
エジプト神話は、特定の開祖が存在しない多神教であり、信仰される神々は、自然現象などを神格化した自然神である。
一部、実在した王を神格化した人物神もいると言われるが、断定的な説はない。
多くの場合は動物の姿、あるいは動物の頭を持つ人間の姿で表される。
時代が下るにつれて、古い神は他の神に役割を奪われたり、習合して一つの神になったり、神話から姿を消したりすることがあった。
例えば、代表的な太陽神であるラーは、後にアメンと習合した。
逆に、複数の神々が同じ役割を担うこともあった。
例えば世界の創造主としては、後述のようにアトゥム、プタハ、クヌム、オグドアドなど様々な神が信仰された。
さらに、エジプトがローマ帝国の属州となったのち、エジプトの神々は、ローマやギリシアの神々と共にローマ帝国内で同一視され、習合された。
その後、イスラム教の流入により、ほとんどの神々への信仰は途絶えた。
『オグドアド』について…
オグドアド(Ogdoad。ギリシア語:"ογδοάς"、「八」の意)は、エジプト神話における、ヘルモポリスで崇拝されていた8柱の神々(八神)である。
紀元前2686年から紀元前2134年にかけての古王国時代と呼ばれる期間に崇拝されていた。
※ 上記は、wikipediaより転載
『エジプト神学』
※ コトバンクより転載
【エジプト】より
…これら諸神の並存する世界に秩序を与えるため,神々を家族に構成し,特殊な職業の守護神と見なし(プタハは工人,クヌムは陶工,トートは書記,アヌビスはミイラ作りなど),宇宙創造神話を軸とする神話の体系化(〈神学〉)を試みた。太陽神アトゥムを創造神とするヘリオポリス神学,4組の原初の男女神(のち月神トート)を創造神とするヘルモポリス神学,市神プタハの言葉による天地創造のメンフィス神学などが知られている。うちヘリオポリス神学がアトゥムに代わってラーを創造神とし,冥界の支配者オシリスとその子ホルスを神々の系譜に加えて優勢となり,創造神は太陽神ラーという観念が定着,新王国の国家神アメン・ラーのように,他の神々もラーとの習合により創造神の地位を正当化した。…
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