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平凡なおばさんの私が、ここまでの嫌がらせにあうのだから、研究者の立場の方は、どれほどの嫌がらせを受けるだろう。
ロンドンナショナルギャラリーと言えば
しおりを挟むロンドン・ナショナルギャラリーと言えば、
一時期は、6000円で取り引きされた、サルバトール・ムンディが本物であると鑑定され96億になった時、いち早く展示した、美術館である。
ロンドンのナショナル・ギャラリー館長ニコラス・ペニー氏
「あなたは、サルバトール・ムンディを、気に入り、美しき姫君を気に入らなかったわけは、はてさて、どうゆう理由だったのでしょうか?」
それだけは聞きたい。
美しき姫君と、サルバトール・ムンディ
美しさや、色彩、人物の表現の仕方やディテール、描き方における技術的な力量、質の高さ等…
どちかが優っていて、どちらが劣っていると思うか?
専門家たちのご意見を伺いたい所である。
美術界における権威者(ピラミッドの頂点に立つ人たち)は、
【営利目的で、絵を評価】し、
【レオナルド絵画の質を吟味しよう】とする人は、ことごとくいないから、
真摯にご研究されている、
ピラミッドの真ん中のほうにいる大勢の人たちは、
きっと困惑されているかもしれないな……
そう感じずにはいられない。
真摯に研究に打ち込んでいる人達の研究内容は、
時に、上の人達にとって、厄介極まりないことがあるとも感じる。
ピラミッドの上の人達は、
利益にならないと思った絵画を、切り捨てる。
変わりに、どんなに質が悪くても、利益を生み出す道具になると知るやいなや、そちらを優遇する…
それは、世の常だ。
彼らにとって、レオナルド作品やレオナルド派の絵画は、
利益優先で展示され、
絵画の質の高さを見極めようとするのは、無駄なことなのである。
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