裸の王様社会🌟

鏡子 (きょうこ)

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ありのままに2013年7月

無題 2013/07/03 23:04

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以前のブログのリバイバルです。
タイトル:売るためではなく自分のために
「ダ・ヴィンチを知りたい」という本の中で、次のようなことが記述されている。 
「レオナルドは、売るためではなく自分のために、趣味的に絵を描いた最初の人です」
と、池上英洋氏はいう。
確かにモナ・リザは誰かの為に描いた絵ではなく、レオナルドが、自分自身の為に描いた絵に間違いないであろう。
私が泣きながら書いた自動書記にも、「幼い頃の自分を慰める為に、自分の魂と母(カテリーナ)が共存共栄した絵を描くことを思いついた。その絵を描くことで自分は救われるような気持ちになった。その絵のみに集中したかったので、依頼を受けた作品は、全て放棄しようとさえ思った。自分の魂と向き合い、自分の為に描いた絵、それが『来世の母』※現タイトル、モナ・リザである。」
という文章が存在する。 
モナ・リザは母が投影された絵だと…池上先生のみならず、その絵から、母を感じる人は、少なからずいるであろう。 
それにしても 
モナ・リザという歴史が作られて約450年、なんとずっしりと重い年月なのだろう…………※モナ・リザはダ・ヴィンチの死後50年間くらいは「ヴェール被ったフィレンツェの貴婦人」と呼ばれていた。
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