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第21章 全ては偶然ではなく必然
偶然とか、たまたまとか、そうそうことはない。⑪ クローディアの秘密を読み終え図書館に向かって走ったのは、レオナルドが実母に再会した7月16日
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※ ブログより転載
こちらも、第8章 クローディアの秘密と重複した内容
私は走った。
もしかしたら
重大な何かを見つけ出せるかもしれないと思ったから…
ヒントは
児童書『クローディアの秘密』に隠されていた。
11歳の少女クローディアは、弟ジェイミーを連れて家出した。バイオリンのケースに、下着やら何やら必要な物を詰め込んで、そして辿り着いた場所はメトロポリタンミュージアム。クローディアと弟のジェイミーは、その場所に隠れ住むことにした。
そこで出会った『天使の像』
16世紀イタリアで活躍した芸術家ミケランジェロの作品ではないか?と噂されるが、その根拠はない。
クローディアは、明快な頭脳と努力で、
それは間違いなくミケランジェロの作品であることを、証明することが出来た。
しかし…
その事実を秘密にした。
本を読んで、私が見つけ出さないといけないヒントを探し出したのは偶然にも
7月16日のことだった。
史実によれば、レオナルド・ダ・ヴィンチが
生みの母カテリーナと再会した日は7月16日である。
「1493年7月16日カテリーナ来たる」
というメモは存在する。
下絵が、きっとあるはず!!どこかに、きっと…
『モナ・リザ』の下絵となっている絵が、どこかに現存するに違いない。
クローディアが『天使の像』の下絵を見つけて、ミケランジェロの作品であると証明したように
私は『モナ・リザ』の下絵となる絵を必ず見つけ出してみせる…
『モナ・リザ』は、モナ・リザではないことを、必ず証明してみせると…
私は意気込んでいた。
私は、地元の図書館にて、ありとあらゆるダ・ヴィンチ関連の本を調べ始めた。
私は、図書館にて
重要な本を見つけた。
その本は
フランク・ツォルナー著
『レオナルド・ダ・ヴィンチ全絵画作品・素画集』
私には、赤ちゃんがいるので
長時間、図書館に居座ることは出来なかった。
その本を借りて帰りたいと思ったが、
きっと…持ち出し禁止だろう…残念だなと思った。
一応、図書館の受付の方に尋ねてみることにした。「借りて帰ることは出来ますか?」
受付の人は
嬉しい返答をしてくれた。
「あらっ?持ち出し禁止シールが貼ってありませんね。…借りて帰っても結構ですよ」
私は、きっと…
神様のお計らいと感謝した。
本の厚さも10センチ以上あり、貴重と思える本が、通常は、持ち出し禁止でないわけがない。
嬉しい予感がしていた。
もしかしたら…
この本のなかで重大な絵に
巡り会えるかもしれない…
何かを見つけ出せるかもしれないと…
期待を膨らませていた。
こちらも、第8章 クローディアの秘密と重複した内容
私は走った。
もしかしたら
重大な何かを見つけ出せるかもしれないと思ったから…
ヒントは
児童書『クローディアの秘密』に隠されていた。
11歳の少女クローディアは、弟ジェイミーを連れて家出した。バイオリンのケースに、下着やら何やら必要な物を詰め込んで、そして辿り着いた場所はメトロポリタンミュージアム。クローディアと弟のジェイミーは、その場所に隠れ住むことにした。
そこで出会った『天使の像』
16世紀イタリアで活躍した芸術家ミケランジェロの作品ではないか?と噂されるが、その根拠はない。
クローディアは、明快な頭脳と努力で、
それは間違いなくミケランジェロの作品であることを、証明することが出来た。
しかし…
その事実を秘密にした。
本を読んで、私が見つけ出さないといけないヒントを探し出したのは偶然にも
7月16日のことだった。
史実によれば、レオナルド・ダ・ヴィンチが
生みの母カテリーナと再会した日は7月16日である。
「1493年7月16日カテリーナ来たる」
というメモは存在する。
下絵が、きっとあるはず!!どこかに、きっと…
『モナ・リザ』の下絵となっている絵が、どこかに現存するに違いない。
クローディアが『天使の像』の下絵を見つけて、ミケランジェロの作品であると証明したように
私は『モナ・リザ』の下絵となる絵を必ず見つけ出してみせる…
『モナ・リザ』は、モナ・リザではないことを、必ず証明してみせると…
私は意気込んでいた。
私は、地元の図書館にて、ありとあらゆるダ・ヴィンチ関連の本を調べ始めた。
私は、図書館にて
重要な本を見つけた。
その本は
フランク・ツォルナー著
『レオナルド・ダ・ヴィンチ全絵画作品・素画集』
私には、赤ちゃんがいるので
長時間、図書館に居座ることは出来なかった。
その本を借りて帰りたいと思ったが、
きっと…持ち出し禁止だろう…残念だなと思った。
一応、図書館の受付の方に尋ねてみることにした。「借りて帰ることは出来ますか?」
受付の人は
嬉しい返答をしてくれた。
「あらっ?持ち出し禁止シールが貼ってありませんね。…借りて帰っても結構ですよ」
私は、きっと…
神様のお計らいと感謝した。
本の厚さも10センチ以上あり、貴重と思える本が、通常は、持ち出し禁止でないわけがない。
嬉しい予感がしていた。
もしかしたら…
この本のなかで重大な絵に
巡り会えるかもしれない…
何かを見つけ出せるかもしれないと…
期待を膨らませていた。
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