★ ❷頬杖をつく女 2017.5.23 〜 四

第19章 美術界の変革を願う

価値あるものから価値を奪った一例『貴婦人の肖像(ベアトリーチェ・デステの肖像)』

証拠  ①

イル・モーロと、ベアトリーチェ・デステが結婚した時期に製作された。

証拠  ②
 
 この絵の科学的調査によれば、下地に鉛白と鉛丹、バーミリオンが使われ、これはダ・ヴィンチの『絵画論』に記述があること、リボンや真珠の光、影の描きかたはダ・ヴィンチの教えのほかに考えられず、１４９０年代の、「レオナルドと非常に近いミラノの画家」だというのだ。


※  情報入手先は、下記の方のブログ

アンブロジアーナの『貴婦人の肖像』　ダ・ヴィンチ展２０１３ ( 絵画 ) - モンモのコラムワールド - Yahoo!ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/xrbpr193/11556770.html




ここまで、科学調査をすれば、
更に突き詰めて、レオナルド本人の真作であるという根拠を見つければ良いものを、何故かどんどん、降格していった
『貴婦人の肖像』





ベアトリーチェ・デステの肖像が、レオナルド作品として扱われなかった背景には、
スフォルツァ家に対する根強い“差別意識”がある。